一般的にはオフシーズンとなる夏の磯釣り。真夏のウキフカセ釣りなんてものは

  1. 超高温による熱中症の危険
  2. 直射日光にさらされることの日焼けその他のリスク
  3. 蚊の大群にさらされる
  4. スズメバチの恐怖
  5. ヌカカの恐怖

それらに加えて、海の中は

  1. 餌取り(小鯖、小あじ、熱帯魚)ばかり
  2. メジナや黒鯛が釣れても時期的においしくない、ブダイは臭い

つまり、やってはいけないシーズンなんですね。

にゃにゃっ

そこで業界が流行らそう!としているのがスルスルするルー釣り。

特徴としては

餌がキビナゴ のため、餌取りの小魚が食いついてきません。掛かってくるのは回遊魚やフエダイなどの美味しくて引きが強い魚たち。スーパーフカセゲーム なんて横文字を引っ張り出して商品を次々投入してますよね。

S.F.G OGRE TM50 

大物とのやり取りに魂が震えるスーパーフカセゲーム専用ロッド!

磯釣りの新ジャンル、スーパーフカセゲーム。

さし餌、撒き餌にキビナゴやイワシ等を使用するこの釣りは、フィッシュイーター達からの豪快なアタリとファイトが魅力です。

釣武者は、その一度味わうと忘れられない面白さを体感。

のされて根に入られたり極太ラインをぶち切られたり様々な経験をし、この釣りに必要な専用ロッドの開発を始めました。

激流、緩潮、様々なシチュエーションの中で、大型フィッシュイーターを相手に実釣テストを重ね、超実践主義のロッドに仕上げました。

ESS、SVFナノプラス、X45、Vジョイント等々、最先端のダイワテクノロジーも搭載。

力強いフッキングと大型魚の強烈な引きを留め浮かす超高密度高強度カーボンバットは、強靭な粘りを持ちターゲットに主導権を与えません。

また可能な限り繊細に設計されたチューブラー穂先は、絡みを抑えSFG専用ウキ「デージ」との相性抜群で、スムーズな投入を可能にしました。

使用ハリスは6号〜18号で10kgクラスまでもメインターゲットにした4.5号調子です。

グレのオフシーズンに、この豪快な釣りに挑戦してみてください。

専用ロッドまで投入しているんですよね。

ちなみに他の商品ですと「慶良間スペシャル2」、「オレガ剛徹」あたりになろうかと思われます。

筆者は慶良間スペシャルの初代ロッドを所有しています。たまに沖縄に行ったらこの竿でするルー釣りもしますし、タコとかイカの切り身をつけて流したり、とにかくどんな釣りもやります。沖縄ですと小さい魚でも引く力が本土の3倍くらいありますからね。5号でも結構曲がりますよ。

使ってはないですが五島、山口辺りでヒラマサのオキアミでのかご釣りやフカセにも使えるでしょうね。カゴ釣り用途でヒラマサ天剛のHを使っていますが、これに遠投リールを組み合わせて釣りやっていると、安定感はとてもいいのですが、とにかく持ち重りがひどい。1日持っていられないです。

その点、慶良間スペシャルであれば5号とは言え通常の上物ロッドなので、重くはなく持ち重りもしにくいです。反発力もあるので、遠投ガイドじゃないですけどそれなりに仕掛けは飛ぶんじゃないでしょうか。これ、本当にいい竿ですよ。硬いですけどw

閑話休題。

スルスルするルー釣り、またはスーパーフカセゲームと呼ばれるこの釣り。ただしいつでもどこでもできる釣りではありません。

まず潮流。潮は真っ直ぐ沖へ流れていく本流が欲しいです。潮は強ければ強いほどいいでしょうね。これが逆に当て潮だと、根魚しか狙えなくなります。

そして地域。沖縄発祥の釣りだけあって、南方の海が優位です。沖縄全土、南部九州、五島列島、男女、甑、四国南西部、潮岬。ここらくらいまでなんじゃないでしょうか?要するにキビナゴが取れる場所です。

試しに南伊豆で秋にやりましたら見事にサンノジ祭りに終わりました。サンノジってキビナゴ食べるんだなって妙な発見になりました。

そしてシーズン。本当は真夏は回遊魚も根魚もそんなに活動的ではなくて、沖縄だと5月と6月がベストシーズンだそうです。このキビナゴを使った餌釣り、実は釣れる期間ってのはそんなに長くはないのです。

なので別に無理して専用竿なんてものはいらんですね。手元にあるゴツい竿にゴツいリールをまずは試してみてください。

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