南伊豆・妻良沖堤防で42センチグレ(メジナ)GU-101R

 妻良と書いてなんと読むか?千葉だと「布良」と言うところがありますが、答えはメラです。南伊豆の西よりのところにあります。ところでメラと変換して出てこないですね!!今回は妻良に行った話を書きます。金曜午後に某所を経ちます。比較的自宅近所の鯛の店でシマノのヒップガードを引き取りに来てたんですね。大きく言えば今回の釣行はこの比較的近所の鯛の店からのスタートということになります。

 このシマノのヒップガードですが、品番はGU-101R、店の価格は1万円とか越えてて、手が出せなかったんですが、正月のセールで7800円ぐらいだったかな?まあそれでもくそ高いんですがチャレンジできるだけの価格帯に落ち着いていたので、手を出したまでです。また改めて使用感とかお伝えできればいいと思います。この時はこの商品の箱にある図解をみたところで、全く意味がわかりませんでしたね。これまでに見たことがないから、というのと腿でマジックテープなんかで固定するもの、という固定観念が強くて、この図解に書かれていることが、こんなに丁寧に解説されているにもかかわらず、想像ができないのです。

 西の風、爆風と言う訳ではないですがそれなりに竿を取られる風です。小下田は手続きや移動が面倒に感じるのでパス。田子の福由丸にも電話しました。が、例会が入っていて渡せる磯がないと。こちらの田子は一度も利用させていただいたことはないのですが、いつも磯がいっぱいだと言われます。そんなに人気なんですかね。ところで田子は凪の関係で午前中までしかやらない、と言うことで、西伊豆はどこも厳しそうです。ですが、西へ行ってみたいという気持ちが強かったのでしょうか。妻良の市丸さんへ連絡。一人ということを告げると、船長はこういうのでした。

市丸船長
明日は西風が強いよ。沖堤防はどう?そんなに大型は出てないけど数は釣れているよ

 沖堤防だと、港側に竿を出せば、風を背に受けて釣りが可能であります。おそらく、沖堤防というと、わざわざ遠くからくる人が二の足を踏むことになります。でも渡せる磯がない。そこで西風を避けられる堤防を薦めているのであります。妻良堤防は右と左の二つがある。左が赤灯があって、左は灯台がなくて、これから海に沈める用のブロックが堤防上に並べてあります。どちらも障害物のお陰で西風は避けられそうです。私は右の灯台がない方の堤防に渡してもらって、釣りをしたことがあります。その時は19年の12月でして、30ー35センチが入れ食いだった。この時も船長が堤防をアナウンスする中、誰も降りる人がいなくて、私が一人、ここに降りたのでした。

市丸船長
あのさー、磯は多分波被ってると思うのね。でも沖堤防のいい小場所があってさー。そこは右にテトラがあって。そこの穴からメジナが出てくる見たいなのよ。面白そうだからさーどう??

 私は昨年末の尾鷲の沖堤防で、クエらしき50センチ前後の魚を1.5号ハリスでバラしている。途中まではゆっくり上がってきて、手前の敷石付近で暴れ出した。ドラグからはじりじり糸が出される。でも耐えた。そして浮いてきた。これはメジナじゃない。クエじゃないか?? ちょうど沖からよその渡船が帰ってきていて皆やりとりを見ている。よし、ここでタモだ!タモのでばん〜という時に竿先が天を衝いた。

 この時は竿を立てすぎたんですね。まず沖堤防という状況です。魚から見て自分の位置がどこにあるか。竿の角度が大きな問題です。それが一つ。マスターモデル口太MHが粘りがある竿なんで、もっと竿を寝かしておくべきでした。立て過ぎたので、反発が強くなって、フックが外れた。そして、しっかりレバーブレーキも使えていなかった。だからアダを打ちたかった。できれば沖堤防で。せっかく巡ってきたチャンス。そこで沖堤防でOKですよ〜〜ということで、下田へ向かった。

 そして別の鯛の店でがまかつのショルダーバッグが陳列されている。処分品ということで、これはいわきの環境に優しい釣具店にも並んでいたものだね。皆興味を持って見ているが、棚に戻している。これ遠征で使えるかな?そうなら買おうかな?と店内散策しながら逡巡してましたが、やめました。楽天を見ていましも、ここのグループのショップで大体同じような価格帯で送料込みで出てましたしね。急ぎません。この店ではシマノの極厚ソックスを購入。

 ここから下田まで下道。今回は横浜新道も茅ヶ崎バイパスも使いません。金曜夕方ですが少し混んでいるかな、という程度。途中1号で左側の影取町交差点の黄色い店が閉店していた。近くのもう一店舗が大きいので仕方ないですね。川を越えて亀の店に寄る。おおサンライン・グレ道が3割引き!そしてマスラード2も1780円ぐらいですか。これはかなり安くなってますな^^でもとりあえず書いません。ここでは餌だけ買っていきます。オキアミ無選別が800円と。

 そして西湘バイパスから石橋で降りて、真鶴あおき釣具。オキアミ3キロ3枚と1.5日分の分量を確保。ただ解凍とかしなければ亀の店の方がお安くていいのかもしれない。亀の店では解凍予約は1000円の防腐剤入りの無選別のみだという。800円は防腐剤が入ってないので、黒くなる可能性があるということで解凍拒否というロジック。

 だらだら海沿いの国道を南下して伊豆急下田。この道が嫌いで、西湘バイパスから箱根新道、1号、伊豆中央道、湯ヶ島から土肥峠というルートがゴールデンコース。もう今後は亀にしようかな。でも青木釣具で主人と話すのも楽しいしな。下田の2階でおでんを食べて、ロータリーで少し休憩。途中パトカーが巡回しにくるが、ここは駐停車禁止ではない。バスが使わない深夜から未明までは路駐だらけである。妻良の港に車を止めて、車中泊。そして5時半におきて、着替えをする。予報が悪いせいか、人数は10人から15人もいないかな。4人グループが一つ、あと複数人グループが2つ。船長に堤防行くよと言われて、降りる。

 梯子を使ってよじ登る。手伝っていただいた方々、どうもありがとうございました。なんとか荷揚げしますと、向こうには先に降りた2日続けて堤防でやるというグループが。どっか民宿とってやっているんですかねえ。こちらのグループ、一人ベテランの方がいて、若手は服が綺麗だったり帽子がヤンキースだったりしてたんで、まだ経験が浅い方々なのかもしれませんね。しかし時折すごい風が吹いてきます。背はこの通り高い壁がありますから、避けられはしますが、以下の通りの場所で先端に立つと、思いっきり横風が通り抜けてきます。

 釣りをする場所はこのバッカンが置かれているところなんですが、ここで竿を正面に向けるか、港内側に向けるかです。ここの場所の右側下にテトラがありまして 船長の話だとマキエを打つと、ここの穴から口太が出てくるらしい。しかし横風が強くてつりにくい。ノーマルのエイジア ですと風に負けて帰ってきます。右から左の突風で、さらに潮は左から右。当初は潮も右から左かと思っていましたが、これは表層流のようです。仕掛けにうったナビの動きがおかしいので、わかります。仕掛けが馴染んだ時の潮の流れ、これが本当の潮の流れですが、それは左から右で風の方向とは逆。

 海の中で仕掛けがガチャガチャしてるなーとすぐ感じるわけですね。表層流だけに乗せるんなら同調した気がしますが、すぐに仕掛けが左に行ってしまうし、結局コマセとは合わない。で、仕掛けを馴染ませるには、浮きを沈めるか、あるいはガンダマ多めにして立たせるかです。ところでコマセはパン粉中心でして、これが飛ばない飛ばない。ですが、水で固めたらまずまず飛ぶようにはなりました。杓は宇崎日新のX4ひしゃく。コントロールは抜群であります。

 潮はバッカンの場所とヒシャゴを結んだ線から左だと、潮が右から左に流れています。であれば、ここに仕掛けを送り込んだ方が釣りやすいじゃん、とやって見ます。ですがこれだと船長がいう「テトラから出てくる」口太メジナの狙いからは外れることになります。でしばらく様子を見ていたんですが、餌がとられたり残ったり。あまりいい感じではないですね。ヒシャゴとの線から左は魚がいないと判断しました。

 上が北の航空写真です。上の堤防が私がたった先端。下にある磯がヒシャゴという沖磯。今日は誰も乗っていなかったが、釣り人の心情として、あまり地方(じがた)の磯は乗りたくはないですよね。私がいる沖堤防と場所的にほぼ変わらんですから。でも石鯛にはこのヒシャゴはいいかもしれない。ヒシャゴに当てる潮ならばいそうです。石もの。ところで今の潮は午前中早い時間帯は下げでしてこの時間帯は堤防から見てヒシャゴ方向に流れていて、上げに変わってからはヒシャゴ方向よりもやや沖へバーっと流れていく本流ちっくな潮に変わりました。どちらでも釣れたんですが、最大の回遊系の口太が釣れたのはヒシャゴ方向の潮でヒシャゴとの中間よりもやや手前でヒットしたものです。

竿マスターモデル2口太MH53
リールとライントーナメント競技 ダイワ ライン アストロン磯 マスターエディション Z 150m 1.65号(しなやかでいいラインだ!)
浮きと浮きした当初は3尋でエイジア B、次にエイジア LC0→竿1本強でLCのG4に変更(42センチ)そのご変更なし 
ハリスVハード2号(42センチ) ⇨ シーガーグランドマックスFX1.7号
ガンダマB浮力=落としG3+G4ヨリモドシ+ハリスG7 →0浮力=G4ヨリモドシ+ハリスG7 →G4浮力=G4ヨリモドシ+ハリスG7
ハリテクノグレ6号(42センチ)、5号(35センチ)ほかグレ専用6号(35ー38センチ)

続く

 

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