「私スキ」新潟県へ〜 岩室温泉で一泊

 最近は渋川にも行っていますし、結構関越づいています。まずは怪我を治癒しなければならない。いまだに指が変な方向から負荷がかかると少し違和感があります。これで磯でもし尻餅でも着いたらどうなるんだろう。想像もしたくない。だから、なかなか思うように釣りには行けない。そして冬場は雪が恋しい。スキーに連れてって。

私をスキーに連れてって 原田知世さん。

 可愛いですよね。グラサンは邪魔ですけど。ともすれば一瞬の表情が少しだけ不美人にも見えることもあるけど、とても綺麗な方です。1月下旬にBSプレミアムで「私をスキーに連れてって。」放送してましたので、ハードディスクに録画して最近3回はみました。この時代、1987年の世相がモロに出ていて、現代日本とのあまりの落差に涙が出てきます。私はスキーはやりません。興味もありません。ですが、雪は好きです。スタッドレス、この時期いつも履いてます。もう3年はいたこのスタッドレスともお別れです。保管にスペースを取ること、そして履き替えで年間1万2,000円ほどのコストが発生するのが嫌で、オールシーズタイヤに変えます。

 そして迎えた週末。新潟県へ。時間帯が午後2時と遅くなり、練馬までちょっと渋滞の中、裏道裏道で出発しましたが、水上あたりまで晴れていて、雪がありません。

 でもそもそも週末は雪の予報である。帰りはどうなるか。

新津温泉

 初日は巻潟東インターで下車します。上の写真にもあるのですが、俳優の原田龍二が各地の温泉を巡る番組で新潟・新津の新津温泉が紹介されていたのです。新潟の温泉というと、湯沢か、魚沼の自在館しか行ったことがなく、正直「大したことないな」と思っていたのです。が、この新津温泉は、原田龍二が行ってましたが、「石油臭い」と評ばんの温泉のようです。ここに入ってみたい。ちょっとしたバラエティー番組が、300キロの行程に気持ちを振り向けたのです。

 新潟といっても高速代は4500円ぐらい。これ休日割引適用になっているだろうか?初日のホテルは三人でなんと7800円と激安。しかも温泉です。温泉の場所は山室温泉というところです。関東人の私にはこの温泉地は全く知らなかった。この安さの理由は、駐車場の見送りなし、布団を下げるのはお客様という民宿スタイルだからです。

 だからご飯はどうしよう。私は農家レストラン、国家戦略特区かなんかの適用でできた第一号という飲食店に行ってみたかったのですが、高そう。そこでいろいろ探して、洋食店ということで、巻からちょっと南におりた吉田のあたりで一件見つけましたので、入りました。

 別に地元の高級和牛なんてのものでなくていいのですよ。「だいどころや」と言う店に入る。お肉はアンガスサーロイン。このボリュームで1400円ぐらい。Google マップ最強。グルメサイトなんかクソだわ。

 そして温泉ホテルへ。ご主人らしき人が受付でご説明を受ける。

 「川崎からですか。は^遠いところわざわざどうもありがとうございます。どちらへ出かけられるのですか?はい 温泉? かなり通なんですねー」

 「うちは貸切風呂が完全掛け流しでいいんですよ。温泉マニアからも評判で。」

 マニアがくる宿らしい。

 そんな説明を受けて、ぜひ貸切風呂をみてみてください!と言われて誰も入ってない風呂を主人にご案内いただく。開けてびっくり。なんと温泉が真っ黒。こんなの初めてみた。

 「大浴場も露天は黒いんですけど、循環させてます。貸切の方が濃い黒でいいですよ」

 だが料金を見て止める。普通の風呂で大丈夫です。

 ホテルはリーズナブルな割には小ざっぱりしていて、広い。用意された部屋も綺麗で広い。調度品がちょっぴりバブリー、というかプチ豪華。バブル景気の時代、まさに「私スキ」の時代に建てたんだろうか。そして客層。家族づれもいるが、若いカップルなんかも多い。ちなみに浴衣が受付で自由に選べるようになっていて、女性はとにかく種類が豊富。カップルが利用するにはお安く温泉も堪能できていいのかもしれない。

 適当にテレビ見て寝ました。

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