鹿児島・甑島釣り遠征2 鹿児島市内観光からの串木野新港まで

コロナ禍まっただなかの2022年の春を振り返っている。とはいえこの時期は外出制限も県を跨ぐ移動も解除されている。そんななか楽天トラベルで鹿児島の甑島へ泊まれる4泊5日ツアーが3万円台で確保できた。3月というオフシーズンかつコロナの影響で安売りしてるのだろう。自宅から羽田空港までは自家用車で行くことができる。羽田を公共交通機関で往復すると3000円くらいは掛かるのだ。もちろんクルマのほうが駐車場代諸々で高くはつくのだが、歩きで釣りのような大荷物の移動は地方ならまだしも大都会では許されない。クルマが結局のところましである。

甑島遠征で送った荷物
キーパーバッカンの内部に40センチバッカン、さらにその中にタックルケースを入れる
一つにまとまる

 磯釣りは基本荷物との戦いである。甑島までは空港からバスと船に乗り継いでいく。さすがに徒歩で持って行ける荷物のことを考えた。重い荷物は送るでしょうと。そこでキーパーバッカンに40センチバッカンをマトリョーシカし、さらにタックルボックスをマトリョーシカ。これにクーラーで荷物2個口を宿泊先の甑島のホテルエリアワンに送っていた。

 そして甑島までの初日はほぼ移動日である。飛行機で鹿児島空港までいき、市内へ向かうバスに乗り換える。

鹿児島空港。離島へ乗り継ぐ便の種類の豊富さに溜息

鹿児島空港がある場所は結構な山の中である。もちろん鹿児島市内ではなく、鹿屋市と宮崎の都城を線で結んだ中央付近のようなイメージである。空港には離島航路がたくさんある。そこはとても地域性が出ていると思う。今回はレンタカーは一切使わない。レンタカー代金が浮いた。離島までの道のりは市内から串木野新港へのバスと串木野から甑島の里港への船だ。

 バス停を探す。空港から市街地まではかなり遠い道のりである。

市内にたどり着く。空港からの所要時間は1時間くらいだった。鹿児島の街は地方都市としては密度が高く高層建物、マンションが多い。山が迫る小さな平地帯に人が集中している。だから平地のど真ん中にあるような中堅都市、富山や高松や新潟や浜松や青森のような寂れた感じが一切ないのだ。マンション価格もこの規模の都市としては高額だ。それは平地が少ないから希少価値が高いのである。

鹿児島中央駅前の再開発ビル

 天文館で蕎麦を食べる。生ビール一杯。中心繁華街に2022年ゴールデンウィーク開業予定のセンテラス天文館が鎮座。地方都市の大型ショッピングセンターといえば郊外のイオンとかだがここは都心部である。今後の運営はどうなることやら。次来たら見回ってみたい。

天文館の新商業施設センテラス天文館。ゴールデンウィークに開業を予定していた。

天文館から路面電車で鹿児島中央駅へ戻る。ここはかつての西鹿児島駅だが新幹線開通で名前が中央駅に変わった。けして中央ではない立地で実態としては鹿児島入口駅だがそうつけたものは仕方ない。この通り再開発ビルが林立しており鹿児島の中央感は出てきたようだ。

鹿児島中央から串木野までのバス待ち

甑島までは串木野新港からフェリーを使う。高速船もあったが港が微妙に異なりその交通手段が面倒くさかった。一方串木野行きのバス待ちに数時間も掛かるのでゆっくり市内観光できた。

 鹿児島市内から串木野新港までの路線バス。観光バスのような感じであるが。

串木野新港の待合室である。甑島への観光客はほぼおらずみな島の関係者たちである。

バスの帰りの時間もチェックしておこう。

里港行きのチケット。片道2340円。良心的な価格である。

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