田子沖磯釣行3 秋の磯釣り40センチ連発 名礁「沖のコブ」ダイワトーナメントISO2号53HRで迫る(下)

 田子の独立瀬である「沖のコブ」にいる。磯の名前は磯に渡ってから調べて判明した。おそらく田子のカツオにつぐ一級磯かと思われる。見回り中の船長が猛烈ダッシュで磯換えしたのはおそらく競争率高めだからだと思う。実は三本の釣り人が沖のコブとバックの夕日の写真を撮っておられた。回収時に三本の釣り人からいい写真が撮れましたよ、差し上げましょうか?とおっしゃられたのでありがたく頂戴する。当方スマホはアイフォーンだがアイフォーン同士かなり便利な機能があるのである。エアドロップを使用して写真を頂戴する。エアドロップ使ったことがなかった。伊豆在住という三本釣り師にはお礼を言い当ブログ名をお伝えし掲載の許可をいただいた。

田子沖磯・沖のコブでイズスミと格闘中の筆者(磯伝説けろっぴ)

 釣りそのものよりいくつも写真を頂戴しそちらの方が嬉しかった。

 ところで釣りの模様である。マスターモデル口太では夏場の40尾長クラスが相手では当方の技量では竿の角度は保てるものの、ハリスを切られていく。そのためハリスの号数は2.25号へ上げた。2.25号では見切られると躊躇したがコマセのどか撒きとコマセのど真ん中に仕掛けを入れたら問題なく食うようになった。この尾長らしき群れは際に潜んでいる。そして今度はスプールの2号ラインが切られた。ウキ「エイジア」が流出したが際まで寄せていたのでタモで掬うことができた。

 

 潮は際から沖へ払い出しているので、沖にまずコマセを一発撒いて、小魚を誘き出してから、際に仕掛けをそっと入れる攻め方をした。潮上にコマセを撒いて潮下を釣る、逆のやり方である。そこでウキも超小型にチェンジする。タックルベリーで買っていたシマノのコアRファイヤーブラッド「際攻め」にウキをシフトする。小型で敏感なウキである。ただし今度は2号の道糸が切られる場面が頻発するようになった。ペースが尾長らしき魚に握られてしまうからである。そしてこの際攻めは救うことができず海に流した。

西伊豆・田子沖磯 沖のコブ

 そこでタックルを大幅にチェンジした。

  • トーナメント2号53HR
  • サンラインゴルディッシュ4号 尾長スプール
  • ハリス 2.25号

あとは同じ。ウキは釣研エイジアシリーズを適宜。そしたらトーナメントが思い切り真ん中で曲がる強烈な引きがあった。ただしライン4号とトーナメント2号の本領がいかん無く発揮される。しっかり胴で溜めて魚を起こすのだ。でもかかった魚は何か?竿ががくんがくんという下品な引きで少し嫌な予感である。多分アイゴではないだろう。もしかしたら尾長かな?やり取りの末上がってきたのは

 35センチくらいのイズである。そしてまたギュイーンという強烈な走り。竿はきれいに曲がる。今度はイズスミとは異なる引きであり、尾長かと思った。が、釣れたのは

 40近いイズスミであった。その後も40近いイズスミを連発。写真に撮っていたがもう疲れた。このイズスミの群れの下なのか1匹は尾長がいるはずだと16時手前まで粘ったが、瀬際にいる尾長らしき魚影はイズスミのみであることは明白だった。あー疲れた。磯換えのタイミングで船長が「磯掃除にご協力を」と呼びかけがあったので4時前に道具を仕舞い、バケツで磯に水をぶっかける。大分きれいにしたと思っている。4時半に迎えの船が来て終了。

西伊豆・田子沖磯 沖のコブ

 沖のコブの全景。乗っているのは私である。このような写真を撮影していただき快くご提供いただいた向かいの三本に乗っていたルアー釣り師さんに感謝申し上げたい。

地獄の帰宅道中 伊豆縦貫〜東名 5時間かけて移動

 ここから先は西湘のイサキ氏や東伊豆の三本さんにはわからない世界である。伊豆方面から多摩川を越える移動はまさに地獄絵図だ。1712に都内の自宅をナビにセットしたところ、帰宅予想時間は2142と表示されている。伊豆縦貫から東名のゴールデンコースで休憩含めず4時間半だ。これが嫌だから一時期房総半島に通っていたのである。

 土肥の公衆浴場である。温度高め。子供には辛いだろう。ここで30分ほど費やす。シャンプーリンス石鹸はないので持ってくること。車に積んでおくといいかもしれない。そして東名では事故が3箇所ほどで起きていたらしい。足柄までは順調だったがここから先は通過時間を見ていると気が遠くなってくる。そこで足柄で休憩を取ることにする。

 人しかいない。カレーライスを食す。なんやかんやで帰宅したのは2130。ナビの設定より少し早かったかな。

竿、ロッドケース、ピトン類、柄杓を洗い、ライジャケと服、帽子、ニットケースを湯船の残り水に浸し、キーパーとバッカンとバケツと長靴と手袋は屋外で水漬けにする。それら一連のバッシング作業が一旦終了してこの時間となった。明日は普通に出社である。お疲れ様でした。

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