久しぶりの東海汽船です。当初は神津島泊まり釣行を予定していました。ですがコロナの影響で横浜寄港が取り消されて竹芝発着となったこと、緊急事態宣言解除後も島の宿の受け入れ体制が見えないこと、週明けの私の仕事の都合などから、神津島はやめました。日帰りで行ける場所にしようということで、利島にします。ここで日帰りなら運悪く欠航しても1日だけならジャンプ大丈夫です。利島で堤防でイサキ、小型が多いですがシマアジ狙いです。
竹芝桟橋までは渋滞もなくスイスイ。そしていつものごとく駐車場へ入りました。竹芝の待合所はイスその他がリニューアルされてて少し立派になりました。まだ一部が工事中です。そして気がつきました。いつもこの場所に設置さされてるはずの、24時間で駐車料金が2000円になる機械が置かれてない!
係の人に聞いてみると、タイムズがGW前に撤去したとのこと。つまり日帰り(24時間内)で3960円を払う必要があるということです!なんたることか!そもそも割引後の2000円ですら高いなぁと感じてたのに。日帰りのみなら2000円を甘受してましたが、一泊以上はクルマではなく、電車と決めておりました。… とはいえ日帰りで良かったのかもしれません。一泊してたら7920円ですよ!
船に乗ってる人は普段の半分もいない、3割くらいかな?6月の閑散期なんですがそれでも少ないですね。利島まで大して揺れずぐっすり眠れました。利島は利島館ほか3つくらいの宿の送迎が来てました。堤防の船の貨物作業が終わるまで待とうとします。そこで東海汽船スタッフから思いがけない言葉。「いまから貨物船入るから、堤防は昼まで釣り禁止ー!」離島の堤防あるあるですね。しょうがない。新堤防へ移動しました。汽船がつく赤堤防から新堤防までは荷物転がして徒歩で7、8分。そして新堤防へ着くと!今度は電話で喋ってた工事作業員が近づいてきて「ここ立ち入り禁止なんでー」とのこと。クレーン作業やってますな、たしかに
堤防で釣りできない。さてどうするか。ゴロタの島でほかに釣り場があるのか。あてどもなく彷徨うこととなります。
堤防で釣りできない。さてどうするか。ゴロタの島でほかに釣り場があるのか。あてどもなく彷徨うこととなります。
そして見つけたのが小磯です。
バッカン片手にロッドケースで磯へ降りていきます。釣りは帰りの船の時間と片付け、港までの移動を考えると3時間ぐらいしか出来ません。
潮はどんどん下げていきます。本流になっていて、斜め右45度に激流、岸に沿って右方向に分流が流れます。とにかく手前、足元にコマセを打ちます。
手前がゴロタなんですが、5m先は落ち込んでて、そこにいるかが二頭みえました。カメも三匹確認。豊かな海ですね。
タックルを準備します。
- がま磯我夢者3号53
- ダイワ尾長モンスター4000
- サンラインVキング 5号
- サンライン ブラックストリーム4号 一ヒロ
- エイジアLC G4 →3B →ネオセレクト3B
- グレハリ 7.8.9(グレ専用含)
浮き下は一本に設定し手前がゴロタなのでライントラブル防ぐためにもハリスは短くします。さてどこから攻めますか。手前にウキを落とすと、本流ではなく岸沿に平行に走る分流にウキが乗ります。G4負荷だと沈み過ぎて根掛かりそうです。そこで3Bまで一気に上げます。
足場ですが低い場所がありそこで始めましたが、波を2回被りました。生命の危険を感じて高場に移動します。これで高低差は5m確保しましたが、肝心のゴロタの先のポイントが狙いにくくなってしまいました。遠投と書かれたチヌ用コマセを配合して遠投性を高めます。まぁ、なんとかゴロタの先の沈みまで届きました。
浮くウキにしてアタリがわかりやすくなりました。そしてウキがバシッと沈みます。すかさず合わせますが、乗りません。そこでハリを小さくしたりいろいろやります。そしたら乗りました。結構引きます。我夢者頼りになるなー
あーイズスミです。そしてまたイズスミ。
そしたら一気に大きなアタリ?!
あーイズスミです。そしてまたイズスミ。
そしたら一気に大きなアタリ?!しかし根に潜られました。このポイントは本流の沖目の場所です。引っ張ったらエイジアLC奉納してしまいました。ゴロタで高いウキを使ってはいけません。ウキのポーチは常に安ウキも入れておかないとダメです。
そして仕掛け回収のときに針にワカメのような海藻が引っかかって上がってきます。これはなんだかイズスミが大勢住む村なんですかね?
ネオセレクトの3Bに替えます。決して安ウキではないですが、もう、これしかありません。なんかウキまでゴージャスになっちゃったなぁ
そして本流目掛けて流します。そして当たります。アタリは本当に沢山出て入れ食いに近いです。しかしイズスミ。回収中にショゴ掛けました。
手前はもう石が現れ出しました。
遠投しようにも、フカセタックルでは難しいです。本流に、載せられません。
そこで遠投カゴタックルに切り替えます。
- RXR遠投 3-53
- 16セルテート3000
- ナイロンライン5号くらい
- ウキ カゴ 8号
- ハリス 4号
沖を攻めますと、だいたい80mくらいでウキが沈みます。慎重に合わせると乗りました!
イズスミ!
そんな感じで釣りを終えました。支度を終えて道路へ戻ろうと磯を歩いて帰り中、見事にずっこけました。右膝からは大量の血。みなさま、短パン、スニーカーで磯には入らないようにしましょう!
東海汽船の利島事務所から着電。利島では出発30分前までに受付してくださいとのこと。急いで待合所へ向かいます。徒歩15分弱かけて、戻ってきました。そして私と同じ日帰り組の方が待合所にいました。この方たちは釣りができたのかな?
なおこの日は東海汽船のサルビア丸最後の就航の前日ということで、サルビアの内部を撮影しました。長い間ありがとうございました。