年末離島ファミリーフィッシング3 東海汽船・竹芝から乗船→横浜下船の場合のクルマ移動
東海汽船・さるびあ丸

 今回はカペリンとぐーちょきぱー子を連れての離島釣行である。行き先は式根島。東海汽船の大型船「さるびあ丸」で行きは竹芝桟橋から乗船し、帰りは横浜大桟橋で下船の予定である。

式根島遠征荷物
式根島遠征荷物中身

 ところで竹芝は都内ながら横浜から2時間近くも時間を要するのである。18時に横浜に寄港し竹芝着は19時45分と異常なほど時間がかかる。加えて駐車場の問題である。東海汽船は竹芝桟橋にほど近いオフィスビル の地下駐車場を利用者特典で割引(最安値時は24時間1500円)としていたが、駐車場会社の意向なのか徐々に値上げして最終的に利用者特典は廃止となった。東海汽船はそのオフィスビル地下駐車場以外のいくつかの駐車場と提携は進めてはいるものの、立体駐車場のため車高制限があったり遠かったりあまり安くなかったりと使い勝手が悪いのである。そのため車で港までアクセスしたい場合は極力横浜に駐車(24時間1000円)したいのである。だが横浜の寄港は金曜日〜日曜日のみである。今回の乗船は水曜日であるから、竹芝から乗船せざるを得ないのである。

行きも帰りも横浜にしたい場合

 東海汽船の大型船の横浜寄港は伊豆諸島北部航路(大島→利島→新島→式根島→神津島)のさるびあ丸のみである。伊豆諸島南部(三宅島→御蔵島→八丈島)航路の橘丸は横浜には寄港しないので注意。なおさるびあ丸も横浜には毎日寄港せず、下りの金曜と土曜、上りの土曜と日曜だけである。そのため金曜夜に横浜を出て土曜か日曜に帰ってくるダイヤで組めば行き帰り横浜を選択できる。今回は水曜日に出て帰りは土曜であるため、行きは竹芝で乗船し、帰りは横浜で降りることとした。電車の場合はみなとみらい線の「日本大通り駅」を利用する。

横浜・日本大通り駅付近

行きは竹芝乗船 帰りは横浜下船

 横浜は曜日限定となるため結局多くなるのがこのパターン。行きは竹芝から乗るが、帰りが横浜に寄港する土日の場合、横浜で降りる(降りられる)のである。そもそもこの日横浜に1810に到着するのになぜそこから竹芝着が1945なのか。1時間半も船に揺られる時間が意味不明である。神奈川と都内の南側住みの人なら多くが横浜下船を選択することになるだろう。時間の節約でもあるし、船賃も横浜のほうが安いからだ。

クルマの場合はどこに停めるのか

 行き帰り同じ港ならクルマを使えるが、違う場合はどうするか。その場合は帰りの港にクルマを止めて、行きの港へ電車等で移動することになる。念のため東海汽船に聞いたところ帰りの際に割引処理もできるということは確認済み(編集部注・本来は乗船前に割引処理を行わなければならない)。

 仕事は水曜日の昼に終わった。速攻で自宅に戻り準備を終えた。1745カペリンと荷物を乗せて出発。そろばん教室を終えたぐーちょきぱー子を教室前でピックアップし、竹芝まで下道で向かう。年末だからちょっと混んではいる。渋谷周辺はタクシーの空車がない。いつものように六本木ヒルズを右折してテレビ朝日前から芝増上寺まで抜けて竹芝着である。

 カペリンとぐーちょきぱー子と荷物を竹芝で下ろし、彼らに竹芝で荷物を見張っておいてもらう。そして自身はそのまま湾岸線で横浜公園ICで降り、大桟橋へクルマを停車させる。高速料金は大体1000円ぐらいである。この日は水曜日であり東海汽船のカウンターはお休みである。帰ってくる土曜日にカウンターで割引処理を受けることになる。大桟橋には1930着。大体竹芝から45分ぐらいで到着した。

 思ったよりも早いペースの到着であったので関内駅へ向かう途中の中華料理店で一杯。青島ビール2本と半餃子、レタスチャーハンをいただく。この店はチェーン店で価格はリーズナブルながら味は本格派で美味しい。なおこの店には2020年初頭に式根島へいく直前にも立ち寄ったことがあり、その際に「俺、コロナだからさあー」と叫ぶヤカラに遭遇した悪しき思い出が蘇る。偶然なのかこの1週間後に通常の風邪とは思えない症状に侵された。

 

関内駅

 横浜大桟橋から関内駅までは少し距離はあるが、竹芝の最寄りはJR浜松町であるため頑張って歩く。いちいちみなとみらい線などという割高私鉄に乗りたくはないのである。まだ2025であり竹芝桟橋には2115までには着きそう。京浜東北線は各駅停車ながら結構早く着くのである。

竹芝桟橋

 浜松町駅の北口で降りて桟橋までは徒歩10分ぐらいである。浜松町から竹芝への界隈は倉庫やうらぶれた雑居ビルが立ち並びさながら裏街道のような一抹の寂しさがあったが、ソフトバンクの本社移転などで騒がれた竹芝地区再開発により完全に雰囲気は都会的なものに変わってしまっていた。

竹芝桟橋(22年12月28日)

 竹芝桟橋の出発ロビーはまずまずの人の入りである。だがさほど混雑してはいない。無事カペリン・グーチョキパー子と合流。彼女らはお腹を空かせていた。待ち時間の間お腹が空きすぎてすき家の牛丼をテイクアウトして食べたという。長い時間待たせて申し訳ない。ただ行き帰り楽に移動できるようにこちらも車を移動させたりと頑張っていたのだよ。

 ぐーちょきぱー子のご希望でジャンケン。なぜジャンケンが好きなんだろう?この子は。こちらが嫌と言わない限り永遠にジャンケンし続けるのではないだろうか??

遠征荷物

 ところで馬鹿みたいにデカい荷物である。これで電車移動は本当に憚られる。単独釣行の時はもっと細くて小さいロッドケース に磯バックと発泡スチロールという最小荷物でも行けるのだが。その場合は電車でもいいと思うが、今回のように家族で離島となると、どうしてもこれぐらいの量になってしまうのだ。

 さて、2200無事にさるびあ丸へ乗船する。かつての船は大広間に荷物を置くような感じだったが、新しくなったさるびあ丸には荷物を置く専用のコーナーが数箇所ある。しっかり防犯カメラ付きで安心である。荷物置き場を見るとほとんどが釣り人である。

東海汽船・さるびあ丸 荷物置き場

このステッカー、どっかで見たような??

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