高い足場で7メートルのタモの柄のオススメ→シマノ(SHIMANO) 玉の柄 ISO XT 700

 6連勤後の三連休に西伊豆釣行を計画した。場所は安良里。位置的には宇久須の先、田子の手前である。この日は平日で最近の釣果も渋かったからか、渡船客はまばら。そこで船長から勧られるままに割石という磯をチョイス。

 割石は実績の高い安良里の代表的磯だが、いわゆる高場の磯。1人だと荷物の上げ下ろしが大変とのことだった。それでもなかなか乗れなさそうなこの磯を選んだ。

 実際に足を運ぶと、荷上げはそれなりにエネルギーを使ったほか。とても気になるのは足場の高さだった。事前に船長からは、7m以上のタモでないと水面まで届かないといっていた。

 私のタモの柄の普段使いは、はがまかつの「マルチフレックスタモの柄Ⅲ500/600」や「たもの柄SPECIAL GPR 550」を使用している。だががまかつからは7メートルのたもは発売されてない。

 そこでシマノ(SHIMANO) 玉の柄 ISO XT 700の登場である。

シマノ(SHIMANO) 玉の柄 ISO XT 700

 高い磯、例えば関東だと三宅とか妻良の堤防とか伊浜の一部とかあるが、そういうところに行く時はかならずこの7mのタモである。

 発売はいつからなのかよく知らないが、10年ほど前に徳島のいはら釣具のセールで購入したものである。当時いはらのセール価格で3万円台半ばで購入したような記憶がある。いまAmazonみたら4万円強であったからそこまで値段は上がってない。まだお買い得な感じがする。

 シマノの説明によれば、ハイグレードのカーボン素材を採用することで、軽さと張りにおいて上位機種に迫る機能を実現したとのことである。5mでアンダー400gという軽量モデルで片手でのタマ入れを容易にしており、滑り止めにはしっとりグリップ、全節に固着防止。

シマノ(SHIMANO) 玉の柄 ISO XT 700

 写真を見ればわかるが、かなり薄いカーボンなのである。各節をもつとあまりの軽さで脆さまで感じてしまう。だが全体のバランスは良く、7メートルながらシャキッとしている。仕舞寸法が若干長いのがその理由かもしれない。そして大物をかけてもパワーの面は大丈夫。

 続けてシマノの説明によれば、上位機種に搭載の大口径荷掛けリングを標準装備。玉口はGプロテクターにより美観と強度を両立。上質感を備え、どんなロッドともコーディネートがしやすく、永く愛着を持って使っていただけるデザインを目指したとある。

 なお本アイテムは上センの固定を取り外した状態で、全てバラせるように改善。全ての節に自動車用ガラスコーティングを施し、釣行後の快適なメンテナンスを可能としている。

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