防波堤のヘチ釣りの定番である、ダイワのタマの柄「ダイワ ブラックジャックスナイパー玉の柄」が安い。5mと6mの2展開。5mはキャスティングオンラインで2.7万円、6mはAmazonで3万円強である。

主な用途

 いわゆる仕舞いの短い小継のタモであるが、捻じれ防止機能「X45」「高密度HVFカーボン」によりクラス以上の張りを実現する。がまかつの小継タモの柄Ⅱより仕舞いは長いがあまり撓むこともない。高いパフォーマンスを発揮する防波堤用玉の柄である。

 頑丈でキレの良い操作性とコンパクトな小継仕様は落とし込み釣りで真価を発揮する。そのため防波堤用途とダイワでは設定しているが、携行性に優れるため地磯歩きのルアーマンや磯フカセ釣りにも適している。つまりオールジャンル対応可能である。

X45

カーボン繊維の巻き角度は竿先に対して0°・45°・90°がそれぞれ曲げ・ツブレ・ネジレに対して最大の弾性を有する。他のX構造のように中間の角度にした場合、それぞれの弾性が低いためパワーロスの原因となる。また中間の角度で「X45」と同等のパワーを発揮させるためにはかなりの重量アップが必要となる。最も弾性率の高い3つの角度を採用している「X45」はロッドの変形を防いでパワー・操作性・感度を向上させる最適構造なのである(「Xトルク」から「X45」に改名)

高密度HVFカーボン

ロッド性能に最も影響を与えるカーボンシートにおいて、ダイワはカーボン繊維そのものの高弾性化はもちろん、カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な樹脂(レジン)量に着目。贅肉とも言えるレジンの量を減らして代わりにカーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」はより筋肉質でパワフルである。

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