千葉外房・太海釣行1 天候調査編

気になる週末の天気

 この冬1番の寒波が日本列島を覆い始めた1月24日。前々から仲間には誘っていただき、久しぶりの太海を夢想している。だが予定していた先々週の週末は爆風となり会は延期された。その2週間後の土曜の予報だが、それなりの風である。

 原稿を書いているが夜中で激寒の暴風が都内を吹き曝しにしている。職場で今日明日は雪が降らないとドヤってきたが自信がなくなっていたが、その予想は当たっていた。ところでこの週内に東京に雪を降らせそうな南岸低気圧が東へ抜ける。そこで週末は風向きがいつもの西風ではなくそれより北東寄りになっている。

 土曜日は北からのそこそこ強めの風である。もちろん釣りができないわけではないのだが、ラインは結構風にとられてしまうだろう。一方で西伊豆や伊豆諸島など満足に釣りが出来そうなところはあるようだ。

 土曜日の北風は午後からはそれなりに強くなる。早期撤収もあり得そうだ。だがうねりを伴って釣果にはプラスに働くかもしれない。ベタ凪では魚は釣られにくいのだ。

 日曜日は千葉や伊豆方面はやや収まる。一方で伊豆諸島は荒れそうだ。まとめると西伊豆でできるチャンスなのでそちら方面での釣りがおすすめとなりそうだ。

太海の攻略法

 太海は全体的に地形よりで低い磯だ。関東水準の渡船代払って ああこんな近場ですかと千葉あるあるの沖磯である。なかでも一級磯であるコジマは本流のダイナミックな磯釣りが堪能できるが、それ以外は数釣りできるヨシガを除くといずれも二級三級磯である。来訪すればだいたいそれら二級磯へ上がることになるのでその攻略法をお伝えする。

 ここで釣れるアベレージは口太の30〜37、8センチで、小型が多い。たまに40オーバーが上がる。小生は最大で43センチをあげたことがある。メジナは小ぶりな一方で大型の黒鯛が期待できサイズは50に迫るサイズがいる。近年は真鯛の釣果も聞く。状況や潮によっては石鯛もでる可能性がある。

 釣り場の雰囲気や状況は、神奈川の烏帽子群島に似ている。荷物を掛けるチャランボは必須である。南が吹くとヨタ波が簡単に這い上がってくる。

 仕掛けについては、竿1〜1.5号、個人的には1.5がいいと思うが。ラインは道糸ハリスとも2号以上と太めがいい。潮の流れがないことが多く、あまり遠投してもポイントがわかりにくいので、主に磯際を攻める。ここのメジナは掛かるとすぐに穴に潜るので、根ズレに強くかつ潜られそうになってもリフトアップできるような反発力あるタックルが良い。だからレバーブレーキでやりとりするような状況は考えにくく、レバーブレーキはあってもなくてもいい。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事