伊豆諸島と東京・横浜を結ぶ東海汽船。島へのアクセスには大型船とジェット船の2種類があるが、もともとジェットに比べてスピードが遅い分、船賃の安い大型船の運賃が、政府の「Go Toキャンペーン」の適用でさらにお安くなるようだ。詳細は下をみて欲しい。
と言ってもわかりにくいので、まずはGoToトラベルの概要から。意外と面倒くさがって、知らない人が多いので、基礎知識から。
GoToトラベルの概要について
国内宿泊旅行、日帰りについて、旅行代金の1/2相当を補助するキャンペーンです。
東海汽船HP
1人1泊あたり2万円(日帰り旅行は1万円)が上限額となっており、旅行代金から35%割引に加え、10月以降は旅行代金の最大15%相当が商品券として付与される「地域共通クーポン」が配布されます。
10月1日より、当社の運航する夜行客船につきましても、宿泊施設と同じ扱いとなり、割引の対象となります。
キャンペーン概要について、詳しくはこちら(観光庁HP)および(GoToトラベル事務局HP)をご覧ください。
【対象となるもの】
1.東京・横浜発夜行客船乗船券(2等椅子席を除く)
*10月1日以降に乗船される方が対象です。
東海汽船HP
*東京・横浜発2等椅子席および各島発便、ジェット船は対象外となります。
*船内での席の等級変更は対象外となります。
*2等和室ご利用のお客様には貸し毛布1枚付となります。(当キャンペーン期間中のみ)
*割引の併用不可(一部を除く)
*キャンペーン対象の乗船券の合計金額に応じた地域共通クーポンが発行されます。
*インターネット予約の方:インターネット予約のキャンセル後にお客様センターで新規ご予約をお願いします。ご予約の際はインターネット予約のお取消料は無料といたしますので、必ずその旨をオペレーターにお伝えください。
つまり、夜に東京・横浜を発して、翌朝島へ到着する船便であれば、GoToキャンペーンの対象となる宿泊施設扱いになるということだ。ジェット船はGoToの対象にならないことに注意することと、日中の便である、島から東京方面への復路の便についても対象にはならない。そのため、行きは夜行の大型船、帰りはジェット船といったように、メリハリをつけて遊びに行けたらいいのではないか。
絶対に注意せよ!!二等席の確保
宿泊施設か、そうでないか。宿泊施設というものは、旅館業法で定められている。公共交通機関において、みなし 旅館的なものとしての定義は何なのか。その線引きは「体をまっすぐ横にできて、かつ布団を掛けられる状態が存在すること」のようである。つまり、二等の椅子席はダメなのである!
椅子席に布団が掛けられる??いやいや、それはお上(かみ)が許さないんですねー
割引併用について ー 遠いからこそ八丈島へ行ってみたい
東海汽船の注意書には「割引の併用不可」と書かれているので混乱してしまうが、少なくとも庶民の味方・株主優待券についてはGoToとの併用が可能である。つまり、35%の運賃割引が受けられた上で、GoToの適用対象となる。つまり、正規運賃から35%引かれてから、GoTo適用でさらに35%の割引が受けられる。純粋に7割引なのかもしれないが、大体7割引かれる計算になる。
今週まではこれだけど、落ち着いたら八丈まで行きたいね!!!
肝心の手続きはどうするのか
受付カウンターで、「GoToキャンペーンを適用したい」という旨を口頭で伝えれば、あとは東海汽船のスタッフがキャンペーン適用額に修正して船のチケットを発行してくれる。面倒な手続きはいらない。事前にチケットを買い求めていた場合でも多く払い過ぎているわけだから、当然適用の対象となり、返金措置が受けられる。同じような人ばかりだし、手続きが簡単と言っても申請する人が多いだろうから、出船ギリギリに受付カウンターに着くことがないように、時間には余裕を持って望みたいところだ。