遠投カゴ釣りロッド シマノ(SHIMANO) 22磯遠投AX 4-570R おすすめできる逸品

 遠投カゴ釣りロッドといえば両軸が主流の関東地方。そこで主に使われているのはダイワの剛徹・剛弓か、がまかつ・がま磯かごスペシャルシリーズなのだが、シマノ派の人もいる。むしろこのロッドが最大勢力だろうか。シマノ(SHIMANO) 22磯遠投AX 4-570Rである。

モデル名22磯遠投AX
  • 全長(m):5.7 / 継数(本):5 / 仕舞寸法(cm):128.2 
  • 自重(g):445 / 先径(mm):2.6 
  • 錘負荷(号):8~20 / 適合ハリス(号):4~12 
  • リールシート位置(mm):565 ※ダウンロック 
  • カーボン含有率(%):99.5

 伸ばして揺らしてみればすぐわかるが、非常に張りが強いロッドだ。さながら一本の若竹の如くピンシャンとしている。関東の両軸遠投師にはこういう硬めのロッドが好まれている。がまかつ・がま磯カゴスペシャルⅢがマイルドな味付けであったことから、関東の遠投師からは不評だった。そのためがまかつのカゴスペシャルⅣはカゴスペシャルIIのような硬めのテイストに戻したのは語り草である。

 ところでシマノの磯遠投。前作の「磯遠投EV」と比較すると操作性は歴然とこちらの方が上回っている。ただし磯遠投EVでは53モデルと63モデルがあったと思う。今回は57だけのようだ。

 最も長さが57だけとは言っても、元々需要の大半は57なのだから、それだけに絞ってコストを引き下げたのだとも言える。両軸のカゴスペシャルも概ね58が主流だ。

 黄色っぽいデザインも秀逸。これは格好もいい。

ただし、ガイド合わせマークはない。これは前作の磯遠投EVもそうだった。このロッドは購入したら、まずきっちりガイドを合わせて、白いマジックでガイド合わせマークを入れてみてもいいだろう。

 スパイラルX・cl4を搭載

 

シマノのスタンダード遠投ロッド。

 シマノによれば、遠投竿に求められる「遠投性・操作性・パワー」という3つの要素をバランス良く融合させたシマノのスタンダードだ。ブランクスにはシャープな振り感とパワーを両立させるシマノ独自の基本構造[スパイラルX]を採用する。

 上位機種で培ったロッドテクノロジーと調子バランスを惜しみなく搭載したクラスを超える性能は、幅広いエリアでターゲットサイズを問わず、様々なシーンでの活躍が可能であると自画自賛している。

遠投カゴ釣りにおいて釣果アップの秘訣には手返しの向上が大きく求められます。正確なキャスト~回収~再キャスト、繰り返しの動作をより素早く、確実に行うこと。また、喰いが立った状況で釣果を伸ばすにはファイトの際のスピードも求められます。ネジレ、つぶれに強いスパイラルXはこれらの動作に紐づく瞬時のパワー伝達を向上させ、シャープで正確なキャスト、素早いファイトに貢献。結果として手返しが向上し釣果アップを大きくアシストします。 

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/rod/isobouhatei/entou/a075f00003cx3gbqak.html

 cl4搭載。リールシートにはちょっとラメっている。シマノのホームページには両軸の仕掛けのモデルまで用意している。コマセのカゴは12号以下がいいようだ。

 しかし、リールはカルカッタ400が使えるんですかね??

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