島根県・浜田の地磯と伊豆半島・河津町の地磯「長根」で落水事故があり、いずれも遭難者の死亡が確認された。謹んでお悔やみ申し上げる。
浜田地磯で死亡事故 ライジャケなしエギンガー（？）
落水の時間帯が夜の9時という事で、夜釣りであった。後の記事で判明するが、イカ釣りという事でおそらくはエギンガー、ただし事故当時は北東の風9メートル、波の高さが2メートルだったということであり、エギが落ち着かなかったのではないだろうか。
１０日夜、浜田市の海岸で、釣りをしていた男性が海に転落する事故があり、今朝、遺体で発見されました。 事故があったのは浜田市津摩町の海岸で１０日午後９時ごろ、磯釣りをしていた男性２人が高波にさらわれ、海に転落しました。１人は自力で岸に上がりけがはありませんでしたが、もう１人の浜田市の会社員・三原圧史さんの行方が分からなくなりました。通報を受けた海上保安部が警察、消防とともに現場付近を捜索し、１１日午前８時過ぎに男性１人が遺体で見つかりました。そして身元確認の結果、遺体は三原さんであることが確認されました。事故があった海岸は岩場となっていて、海上保安部は事故当時の状況を調べています。
さんいん中央テレビ
ましてや日本海側である。たまの晴れ間で気分がもり上がってしまったのだろうか。私はエギングはやらないのでよくは知らないが、完全な無風状態に近くなければ当たりがわからず楽しめない釣りだと思う。エギをやるなら風速２メートル以下で、かつ波高は0.5〜1未満の日にしておうべきだろう。波が来たということだがどういう状況で落水したのか、アルコールは入っていなかったか。
なくなったのは40代男性である。働き盛りというのに本当に悔やまれる。詳細は海上保安庁が発表している。
10日夜、島根県浜田市でイカ釣りをしていた男性が波にさらわれ、行方不明になり、11日午前近くで発見されましたが、死亡が確認されました。 死亡したのは、島根県浜田市の46歳の男性会社員です。 浜田海上保安部によりますと、10日午後9時すぎ、釣りをしていた男性から「知り合いが海に落ちた」と通報がありました。 現場は浜田市津摩町の鰐石海岸近くの岩場で、2人でイカ釣りをしていた男性が波にさらわれ、1人は自力で陸に上がりけがはなかったものの、一緒に釣りをしていた46歳の男性会社員の行方が分からなくなりました。 浜田海上保安部などが捜索していたところ、11日午前、転落現場付近の海上で男性が発見されましたが、死亡が確認されました。 現場は釣りのスポットになっている場所で、事故当時は北東の風9メートル、波の高さが2メートルだったということです。 海に転落した2人は救命胴衣を着用していなかったということで、浜田海上保安部は救命胴衣の着用を呼びかけています。
山陰放送
唯一同情しかねてしまう部分としては、落水した2人ともライジャケを身につけていなかったという事である。荒れた海でライジャケなしというのは、落水前から自殺行為である。
生還した片方の人は今後は安全に注意してもらえたらと願うとともに、重大事故からひとり奇跡的に生還した語り部（かたりべ）として、地元のかめや釣具あたりを会場に釣り人に対し懺悔の気持ちを込めながら安全の大切さをボランティアで語っていってもらえたら、天国へ行った仲間の釣り師も浮かばれるのではないだろうか。
河津町・「長根」で死亡事故
東伊豆を代表する一級地磯の長根で事故である。この場所で事故は久しぶりに聞いたような気がするが
９日 午後、静岡・河津町で釣り人が海に転落する事故があり、高齢の男性が病院に搬送され意識不明の重体となっていたが、午後４時過ぎに死亡が確認された。 警察と消防によると、９日 午後１時半ごろ、河津町浜の通称「長根」と呼ばれる磯場で、釣り人から「一緒に釣りをしていた人の姿が見えなくなった」と消防に通報があった。消防の水難救助隊や県警のヘリコプターなどで捜索したところ、約１時間後に、転落現場の沖合の海上で浮いている男性を発見し病院に搬送した。搬送されたのは下田市の８６歳の無職の男性で意識不明の重体となっていたが、午後４時過ぎに病院で死亡が確認された。警察は男性が何らかの原因で海に転落したとみて当時の状況を調べている。
ダイイチテレビ
2月9日は全国的に晴れ間があって伊豆はおそらく12度くらいの暖かな気温だったはずである。天気図を見ると南風がおそらく入っており、南東に突き出た長根には正面からうねりが入っていた可能性はある。もしかしたら大寿を磯で全うされたとのは本望かもしれないが、同じ磯釣り師として似たような釣り場に通う人間として心よりお悔やみ申し上げる。
