静岡県南伊豆町の石廊崎沖で、釣りをしていた神奈川県の男性(67)が岩場の割れ目に転落する事故があった。男性はドクターヘリで病院に搬送され意識はあるとのことである。生還したのでよくリハビリして磯に立ってもらいたい。石廊の渡船は喜美丸と宮島丸が渡している。
事故にあった磯釣り師は友人と2人で釣りに来ており、金切り声ですぐきがついたのだ。これがソロで地磯であれば助かったかどうかわからない。沖磯であることの利点でもある。
石廊崎沖磯の特徴
筆者はあまり石廊崎にはいかないのだが、一度乗った「大根」の印象でいえば基本は高い磯で、それ以外の磯も結構切り立った磯で、高低差があるのである。つまり足場がよくないのだ。
そのためポイントを探ろうと磯を回ろうとするとかなりへつりながらやることになる。混んでいる時などは特に船がつけた場所で粘るのもマナーの一つだろう。事故にあった人はおそらく足腰に自信がある方とお見受けするが、沖磯で落水以外で事故るとは相当でもある。南伊豆で低い磯は大瀬か下流がいいのではないか。
その後の情報で乗った磯は「上潮島」であることがわかりました。ちょうど岬の先端の灯台の下の地磯「水平場」のすぐ手前の地方寄りの沖磯です。石廊崎の先端が迫っているのでドクターヘリの救出は難しかったのではなかろうか?