五島・福江の石鯛釣り〜黒瀬と遠投の磯
観測史上最多となる豪雨を経験した夜から中1日。これはなんとなくですが、水潮の影響でしょうか。いまのところ、何も釣れてません。チョンチョンと竿先は揺れます。ですが、ウニの芯はのこってきます。さてどうしたものか。
 
 
 
なーんも、つれないまま、船長に磯替えの連絡をしました。ここで、独立磯である黒瀬を離れます。上げ下げ両方とも狙える先端は誰かを乗せてたな。そこに渡してもらえば長時間できたのに。
 
時間は11時半。
満潮は11時。なおこの日は長潮でした!
潮が流れませんね。そして12時前までには何も、食わなくなりました。
タックルは
がま石レギスII くわせ
ダイワシーライン石鯛 ミチイトサンライン19号くらい
真空重り20号
ハリ17、16号
でした。そして船長おすすめの、下潮に実績ある磯へ向かいます。
 
 
 
 
ここはどこ?
黒瀬の対岸に向かいまして、地磯よりの磯ですね。したの写真見ればわかりますが砂浜の沖な、磯なんですね。
なんだか浅そうだし、釣れそうな感じが微塵もしません。
 
 
 
 
地元の人には知られた磯のようですが、渡船屋さんのホームページには載ってません。
なんだか上物の磯って感じです。黒鯛とかでるんじゃないかな。
「ここは遠投の釣り場です。嵯峨野島の港の方向に向かって遠投してみてください。」
という。九州だから、足元の釣りだけかと思ったら遠投もあるのか。小田原重り忘れてきたよ。
 
で、どこまで遠投すればいいのか。
 
「カウンターで25メートルと、18メートルのところに
重りが止まるところがあります。そこに仕掛けを落ち着かせてください!」
 
ということでした。
遠投、ときいて、この竿を取り出しました。
ジオターナー。
この竿はグランドターナーというニューフェースに、切り替わりましたが、遠投必須の関東の石鯛釣りでは重宝される竿です。
 
 
  • ジオターナーMH
  • スピードマスター石鯛4000 ミチイト19号くらい
  • ステイト付けて真空重り30号
  • ハリ17、16号
ステイトは持ってきてましたが重りは中通しの真空重りしかありません!
そのためステイトを70センチくらい取って、中通しおもりを結びます、
えいっーー!投げるとカウンターで簡単に80メートルいきます。
以下、メーカーの説明

商品説明

  • 圧倒的な遠投力で石鯛を制する。100mオーバーを射程範囲とする超遠投石鯛竿です。遠投性能を上げる為に、1番に少し張りを持たせ2番~3番へのスムーズな支点移動を可能にすることで今までの遠投モデルに比べ飛距離・コントロール性能が格段に向上しました。また手元に伝わる感度も向上していますので遠投時でも海底の状況が手に取るようにわかります。アクティブサスデザインのさらなる追求により大物の急激な突っ込みにも荷重支点移動がスムーズに行え十分な竿の潜在的トルクを発揮、さらに魚の引き抜き時にも余裕のパワーを発揮します。

商品詳細

  • タイプ:MH

  • 標準全長:5.4m

  • 仕舞寸法:146cm

  • モーメント:103.7

  • 先径:2.5mm

  • 元径:23.2mm

錘負荷:20~50号

  • 使用材料:カーボンファイバー97.8%、グラスファイバー2.2%

  • 継数:4本

  • 標準自重:780g

  • イオンプレーティング仕様ステンレスフレームSICガイド

  • オリジナルリールシート

  • 竿のセッティングが素早くできるガイド合わせマーク(♯1~元竿)

  • エラストマーラバーグリップ

  • 竿掛から取り外しやすい強化木石突(クイックリリースポジション付)

  • ロッドベルト付属

  • ※モーメント=標準自重(kg)×竿尻から重心までの長さ(cm)

 
がま石 ジオターナーMH
 
ジオターナーとスピードマスターを組み合わせました。
持った印象、とにかく、豪竿です。が、細身です。
かなり振り抜きやすい。これなら本気出せば100は行きそうです。
 
50くらい投げて、25の止まる地点までリールを巻きます。
しかし!あたりがありません。
ですが。ウニの芯を取られる事態が続きます
 
そして、ジオターナーの穂先と2番がググッと曲がるあたりがありました。
これは合わせていいの?一瞬迷いましたが合わせました!
そして力のある引き?よしこれはいい感じ。巻いて寄せようとするのでした。
この写真はレギスII

石鯛の竿は、あたりがあるとチョンチョン、ときてから乗ればぐっーと竿が曲がる、竿が入るわけですが、遠投した場合はちょっと勝手が違ってきます。

遠投すると、まずラインが弛んでいたとしたらたるみが取れてピンと真っ直ぐになります。そして竿先なんですが、手元の釣りみたいにわかりやすく弧を描くようにはならないんですね。例えば竿先が真っ直ぐになることもあるんですね。

遠投してると、そこがわかりにくい。投げ竿なら近投も遠投も当たり方はそんなに変わらないのです。ですが石鯛竿は別。ジオターナーが穂先に変化があってラインが伸びて一番、二番が曲がったんですが、私はのんびり構えてしまいました。これで石鯛は「走った」んですよ!それを理解できてなかった。そしたらあっさり根に潜られてしまいました。おそらく石物のあたりでした。

根に潜られるとどうしようもありません、引っ張って抜きます。根掛かり自体は解消しました。そうするとどうなるか。もう、食ってこなくなるんですよ。写真は残ってきたウニの芯。ところで遠投なので投げに適したステイト式にしましたが、あまりに根がかりするのでやめました。

南方宙釣り仕掛けのまんま、遠投してました。

まったく当たりがなくこの日の釣りを終えました。

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