茅ヶ崎沖磯でメジナ狙い~その4

「ホームでの借りはホームで返す」

 

(その3からつづく)
ゼロ号の横ウキがスパッと消しこんだ
すかさず合わせる
完全な際ではなく、5~10m沖でウキが沈んだ
大体、釣り座としているワンドの外海側との境目といったところ
ここも水深は朝いはずだ
あわせが遅くなると水深浅く根がキツイため完全にエグレに潜られる
いかにして主導権をとるか、そして掛けたらいかにしてラインを出さず
巻いて寄せられるか
もちろん感度の高いウキであったほうがかなり有利だろう
ここの釣り場ではレバーブレーキ不要だとおもう
レバーなんぞなくても、ダイワならカルディアやフリームスの2500番あたりでも
充分である

マスターモデルHのパワーにあっさり降参して上がってきたのは
40cmに満たないチヌであった
タモに取り込む。

 

なんとかキープサイズを確保だ
さぁこれをどこにしまおうか
まだ波は高く釣り座が洗われる
タカ産業「プカプカスカリ」に今度は確実に釣れたチヌをいれて
磯の中央にある幅1mくらいのクレバスに放り込んだ
ここならそんなに強い波はこないだろう
よし
気が楽になった
バッカンが流されないよう必死の形相をしていて一時内海側へ避難していた
釣り人がチェックしにきた
「どうですか、何がでましたか!クチブトですか?」
「いえ、チヌですよ40cmないくらいですね」
「あっそーですかー」
そんな会話をして、彼はまた内海側へもどっていった
私は次、次、との気持ちでまたワンドを攻め始める
釣研システムスタンドのお陰で、荷物が流される心配事から解放された
それだけでなく、システムスタンドがなければこの場所で釣りすらできなかった
つまりこのチヌは釣れなかったはずだ
いまのとこ安全圏にいるわたしの両脇の釣り座の釣り人に
竿を曲げている様子はない

そして新たな魚信
ラインがパッと引き込まれた 合わせた
あれ?掛からない
針のサイズを少し小さくしてみる
きたー

ミニミニかさごちゃん
ウキ下はヒトヒロ半でもう底ですかー
もう矢引でいいな、ここは
そして当たりもなくなり
朝九時の磯替わりを見据えることにしたのであった
その5へつづく

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