大阪と三重の邂逅③ がまかつと釣武者 ひらパーと四日市
フィッシングショーOSAKA2013(がまかつ)

ウキウキるんるんな磯釣りカップルのように見えるがまかつブースのガマウェア人形↓(関節の曲げ方が変)

フィッシングショーOSAKA2013(がまかつ)

 大阪のフィッシングショーの続きを書く。大阪と三重の邂逅②で、来場した人の数は相当なものだったが、内容的にはあまり見るべきものがなく、地味なフィッシングショーと書いたが、がまかつブースもそれに近かった。ロッドもそうだし、アパレル製品はこれと言ったものがなく、ロッドケース の新製品の展示もなし。やはりコロナの影響は大きかったと言える。

フィッシングショーOSAKA2013(がまかつ)

 写真はがまかつのブーツの新製品。現行製品は赤モデルと金モデルの2系統があったが、今後は真っ黒に統一されるようである。このデザインは地下足袋を意識したのか?ダサ過ぎて正直所有欲は満たされない。ただし機能面は進化がみられる。フェルトスパイクのソールのスパイクのイボは大きな形状のものを採用しており、従来よりもグリップ力は高くなっているのかもしれない。

フィッシングショーOSAKA2013(がまかつ)

 がま鮎の鮎タモ。非常に軽く芸術的出来栄えだ。ぐーちょきぱー子は5、6mの磯タモになれているから、鮎用の柄の短さを見てびっくり。これで魚をすくえるの?と真顔で聞いてくる。鮎釣りは川に入り浸って釣る釣りだと説明する。

フィッシングショーOSAKA2013(がまかつ)

 バッグなど入れ物関連の新製品も特にこれというものはなし。このサイズで確かキャリーバッグという名前だったと思うが、そのようなものが10年ぐらい前まで発売されていて、全身がまのおっさんがコマセで汚れたゴアカッパを丁寧に収納しているのをみてなぜか憧れて購入。いまも現役で大事に使っている。新しく企画されたモデルはさきほどのブーツ同様デザインはとても地味だが、止水性を高めた防水バッグのような設えとなっている。

釣武者ブースの様子

フィッシングショーOSAKA2013(釣武者)

 同じ館に釣武者ブースもあった。がまかつに比べて人も少なくブースも小さい。テスターであり同社の顔である城本氏が終始ブースにおられた。来場者からの記念撮影は常に求められているようだった。

フィッシングショーOSAKA2013(釣武者)

 釣武者のグッズには疎いので、展示製品はどれが新製品でどれが既製品かわからないが、がまかつよりは見せようという心意気は感じれる。ただ並べるだけではなく、展示の仕方に工夫がある。

フィッシングショーOSAKA2013(釣武者)

 城本氏には悪いが釣武者でハテナな存在の磯上物竿。かつての鬼反とかは宇崎日新のOEMだったが、オウガハンドにモデルチェンジしてからはダイワ のトーナメントのOEMとなっている。

フィッシングショーOSAKA2013(釣武者)

 どこかでみたことあるなぁーというグリップ。ごらんの通りトーナメントとグリップの形状が同じなのでダイワOEMとはっきりとわかる。モデルは現行トーナメントではなく、16年トーナメントである。ただ実際に中身が全て16トーナメントと同じかというとそこはわからない。

フィッシングショーOSAKA2013(釣武者)

 釣武者といえば個人的には底物かなあとやっぱり思ってしまう。上物より展示スペースはひろめ。製品だがダイワのOEMとはっきりとわかる上物竿に比べると底物竿はどこで作ってるんだろう?生産国も書かれてない(=赤鬼)から信頼性はよくわからない。

フィッシングショーOSAKA2013(釣武者)

 私も一時期所有していた赤鬼ZEROが展示されていた。けっこう昔から存在するモデルで細身でフニャッとしている竿である。これは食い込みが良さそうだと感心して前回大阪フィッシングショーを訪れた際の帰りに西成(だっけか)の上島釣具で購入したが、一度も使わずに放流してしまった思い出の薄い竿である。当時実勢価格で8万円台後半ぐらい。今回も実際に手にとってみて、これはこれでは面白い竿であるということを再認識した。見た目も好みである。

フィッシングショーの後は飲んだり食べたりで吹田のサニーストンホテルに泊まり、翌日は早起きして遊園地へ向かう。ぐーちょきぱー子が大好きな枚方パーク、通称ひらパーである。チケットは大人は入場券のみでいいやとなんばの地下のチケットショップで各1000円で購入、ぐーちょきぱー子はフリーパス付きのデジタルチケットをあそビューにて入手。

 トロッコや観覧車、回転するやつ巨大な円盤とかに乗った後、

 嫌がるぐーちょきぱー子を誘って私は700円払って木製コースター「エルフ」に一緒に乗る。だが刺激が強過ぎたのか

 ぐーちょきぱー、泣く。

 その後は彼女なりに自由にほかの乗り物にのったりして、最後は1人でどこかへ行ってしまって帰ってこないので迷子のアナウンスを依頼しようとした矢先、トロッコ付近で捕獲。彼女なりに楽しめたようで次の目的地である三重県四日市市へ向かう。こんなとこに行くのはカペリンの旧友と落ち合うためである。高速を2時間ほど走って四日市へ。

 工業都市だからか、雰囲気がうちの近所の川崎駅付近によく似ている。駅前は山側の官庁街は綺麗なのだが海側の商業地はちょっとやさぐれた感じがするのだ。誤解を恐れずに言えばちょっと危険な香りがする。黒塗りのベンツが止まっているし。地回りの組織の構成員の方だろうか。写真は近鉄四日市駅前の不思議なモニュメント。バレンタインが近いからか?ハートフルな造作なのだが街の雰囲気とは全く異なりそこだけ異様な雰囲気を醸し出している。駅から少し離れるがアーケード街を通ってカペリン友人おススメのスペイン料理店へ入る。

わたしだけワインをぶち飲みしたので会計をお支払いする。4名で12500円。その後わたしだけ危険な香りのする裏通りで沖縄居酒屋へ立ち寄りオリオン生と沖縄そばを食す。会計1900円で2000円払いお釣りは不要とくだらん見栄を張る。三重だけに。

コンフォートホテル四日市

 駅前のコンフォートホテル。低層フロアはカフェとオフィスのようである。フロントは6階にありそこから上が客室。最近のビジネスホテルにありがちなフロア構成である。このホテルが非常にホスピタリティが良かった。

 

コンフォートホテル四日市
コンフォートホテル四日市

 

 街は古いが以外と新築マンションが多いのだ。もともとは歓楽街であるエリアにこうした高層マンションが並んでいる。観光地としては何処が魅力か?と思うが転勤族がいるので、こうしたマンションに入居するのだろう。購入して賃貸に貸し出す投資もいいかもしれない。コンフォートホテルのロビーにあるデジタルサイネージによれば、ここの観光要素は工場萌えのようである。

 

コンフォートホテル四日市

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