「アウェーでの借りをホームで返す」
(その2からつづく)
足場の高さは2mはある立てば4m弱だ
その高さから波をモロに被ったのにビビり、奥へ撤退を決意
まぁ確かに高い場所ではないが、湘南から真鶴に掛けての磯は
大抵背が低いそのなかでは高いほうだ
撤退した場所はワンドのやや奥目で釣り座としては釣りにくいしかし
ピトンの穴がここにも複数ありここから沖目(波被った岩のそば)を狙うことにした幸いワンドから沖へ向かって潮は流れている
これにウキ&コマセを乗っける
因みに釣り開始は午後4時。チョビチョビコマセ投げつつ
ウキが同調するような場所に投げ入れる
午後4時45分にウキが消しこんだ
それまでもウキは波の作用で猛烈に沈みこんだり、
浮上したかとおもえば右へ左へと激しく動く
でも大体同じような動きをするからパターンが掴めてきていた
そしていまこの午後4時45分XX秒時点での動きはそれまでとは異なる
スッパーンと沈んでいった
すかさず合わせる
ほぼ竿尻は地面に垂直、気持ち的にはやや獲物に向いている
掛かった
良い引きだ
センティオ1.75を信じる
ミチイトの使い古し(使うの3度目)のジャストロンを信じる
魚を掛けたらタックルを信じることだ
信じることで慌てることがなくなる
釣り人の慌てそれは魚に伝わってしまう
信じることで力が生まれるのだ
つづく