宇崎日新のゼロサム磯尾長X4です。
ゼロサム尾長V2シリーズの進化系だとお考えください。
ただ、尾長V2の使用者からは「まったく違う竿」との評価。
サイズは2展開。
●尾長X4 TYPEⅠ…離島の沖磯での60cmオーバーの尾長グレに照準を合わせつつ、地磯での中~大型尾長グレの釣りも意識したオールラウンダーパワフルロッド。
穂先には中空タイプを採用。(目安号数2.5号)
●尾長X4 TYPEⅡ…フィールドを離島の沖磯に限定し、より強引な攻めとモンスター攻略を意識したモデル。65㎝クラスの尾長グレや青物なども想定内。
X4モデルの穂先には中空タイプをセッティング。(目安号数2.75号)
とあります。
共通するのは
☆4軸カーボン(#1以外全て)
☆オールチタンフレームSIC、IM&LGトップガイド
☆INSリールシート(滑り防止処理有)
☆元上~#2までベタ付き防止処理塗装採用
メーカーの売り文句は以下。
「ゼロサム尾長V2シリーズのコンセプトを継承、基軸とし、その能力をさらに最大限に活かすべく高い技術、積み上げたノウハウを用いて、x4シリーズの特徴である高密度4軸カーボンを元竿から#2まで惜しみなく使用し設計、融合させております。
超大物とのガチンコ勝負を挑めるポテンシャルは健在。形状復元力の速さに大きく影響するゆがみを効果的に抑える高密度4軸カーボンが、従来なら曲げこむことで捻じれ失われていた力を高次元で温存する事を可能とし、「強靭なパワーと高バランス、大型に挑む為の性能」を実現。ブランクポテンシャルを極限まで引き出し、最大限の実釣能力、安定感と安心感を更に高めながら、よりモンスターと正面からパワーを持って勝負頂けるモデルです。
この竿が多くの磯師の心を据えて離さないと信じて疑いません」
まったく意味がわかりません。
が、さすがは日新のフラッグシップ。製品としての完成度はかなり高いです。
手にするとはっきりとわかる重量感。なおかつ強靭な腰。
マスターモデル尾長か、アテンダー2と同じような曲がり方をします。
ただし、type2についてはほぼ3号、まったく曲がらないです。
堅くて、単なる棒です。
Type1でも、離島で50cm尾長でないかぎり、まず要らないでしょう。
それとフィールドテストに疑念が。
前身のゼロサム尾長V2は三宅の三本岳でさんざんテストを繰り返したのですが、この尾長X4については「まったくやってない」んだそうです。
尾長X4も三宅想定のロッドのはず。
でもすくなくとも三宅ではテストしてない。
それでも商品化にこぎ着けてしまう宇崎日新。
尾長V2については三宅在住の宇崎のフィールドアドバイザーさんのお墨付きで
わたしも三宅で尾長やるなら確かにこの竿が一番いいなとは思いました
が尾長V2そして尾長X4は、他の地域でも向いているのかどうかは不明です
三宅は足場が高くて水深が浅い、そして太いハリスでも食ってくる魚影の濃さ
まさにペットボトルを軽々持ち上げるようなテストが必要なのでしょう
スレまくってる四国南西部などでは使えません
私はどこか南の離島で、尾長X4type1で未知の大物に挑んでみたいですね。