市丸さんへ電話する。風は北東微風、水温はまだ高くて20度ある。出船するとのことで、港へ直行する。というかここって西伊豆?南伊豆と西伊豆、東伊豆の境目がよくわからんですね まぁ南伊豆町だから、南伊豆なのかな?
荷物を乗せて船は走り出す。6時過ぎに出船。すでに、一便は545に、でてっ行ったらしい。
船長「沖側の●●(なんだかいい磯)は波被ってていけねぇーよ。そんでだれか堤防いくひといる?昨日いいサイズでたんだけども。35とか」
考えた。妻良は35が期待できる大きいサイズなのか。磯へ渡ったら、そんなサイズはでないのか。伊豆ってもっと目標がデカイのかとおもった。40センチとか出ないんですか??とはいえ高水温だから35でも、出ればマシなのかもしれない。
私は一人客。複数のグループは釣れているとはいっても、そんなすぐに堤防へ行くとは言えない。だってみなで磯釣りにきてるのに堤防なんて。合意形成も大変である。だからだれも手を上げない。
※ちなみに、2便です。関西や西日本の磯釣りが盛んな地区みたいに、そんなに大きな船ではない。
自分の、一人客としての直感を信じた。「はい行きます!」まわりからはオオッて感じの反応。これが後で吉と出る。
「9時くらいには磯に、渡せるからさ」そんな感じで3分の沖堤防へ向かう。てか、この堤防メチャ高いのだ。ホイホイ降りられるような状況ではなく、ハシゴの下から 上まで上がらないといけない。高さは6m以上ある!
「ほらだれか手伝ってあげてー」と船長。
ハシゴのあたりで一人荷揚げを手伝っていただいた。ありがとうございます。腰にきませんでしたか?荷揚げが終わると、ささっと次向かう渡船。にしてもこんな伊豆果てまできてなぜ堤防なのか?釣れるから降りたのか、久しぶりの磯だから堤防ということでクッション入れたのか。
マスターモデルII口太。この糞高額な磯竿を事故となることなく使いたかったからだ!堤防の上からなら不意に転んで壊すこともない!30でいいからメジナを掛けて引きを楽しみたい!そんなある種の邪念から、沖堤防を選んだのだ。
場所を上から見ると
この堤防の右上角がいいという。
セッティングは
マスターモデルII口太MH53
トーナメントISO競技
バリバスのフロートライン2号
サンラインVハード1.75号をサンヒロ
棚は3ヒロ。ウキ止め糸ありシモリ玉なし。
というか風があるから仕掛けを立たせて沈めるので、あまり関係はない。
エイジアの0浮力でスタート。
風は北東からも吹くけど、たまに南寄りの西からもくる。そんなにキツイ風ではないが、時折強かったりする。潮は右から左なので、風の向きと同じだけど逆になることもある。潮はガチャガチャしてはないので、高浮力ウキに重めの錘みたいな仕掛けではなく、低浮力の軽めのガンダマを付けた軽めの沈め釣りになりそう。
コマセを撒くと、エサ取りがやってきた。
ギンガメアジ?よくわからないが、ほんのちょっと引いた
やはり道糸が左にふけるので、沈むウキに交換、全体を調整する。浮力ゼロだと風でウキが流されてしまう。
エイジアの0アルファに替えて、さらに直結からg2のスイベル接続に変える。そうすると、仕掛けが立つと沈んでいく。さらにハリスの中央にG7を打つ。沈むにしても潮流があるので、それに合わせた浮力に調整する。そして
メジナ一匹目。これはちいさいなぁ
20ないかな?
そしてもっと潮の流れをよむ。潮はコマセの投入地点から、左前方のテトラを、霞めるように、沖へ向かって走っている。速度はテトラを超えるあたりから急速になる。そこまでいくと、この場所からは角度的に狙えない。角度を稼ぐにはどうするか。そのテトラよりも、前の30mの距離を狙いたい。
仕掛けはそのままにして、ウキをエイジアLCの0アルファに変える。
こちらの方が、無印エイジアより大粒で、遠投も効くし潮乗りも、良さそう。ウキの投入ポイントは
コマセの投入点からは、20mくらい離れている。でもエサ取りではない本命はこの位置にいるはずだ。ウキの投入地点には追いコマセは、打たない。
そしてきました。ウキは沈めたままで、およそ一本は沈んでいたか。手元の道糸がバババッと出て行きました、
ヒットしてやりとりの途中を撮影。