田子沖磯の釣行を予定していた。それまで毎日予報とにらめっこ。なんとか土曜日だけは大丈夫かな、そんなことを思っていた矢先。万集丸からの電話は突然だった。「明日は予報悪いんで」ということであった。予報が朝だけでよ良ければと船を出してしまう渡船もなかにはあるだろうが、遠くから来る客もいるからと気を遣われているんだろう。了解しましたと答え電話を切る。確かに風の予報は昨日よりも悪くなっていた。
毎年のように2月下旬は暖かくなる日が続くタイミングがある。そしてまた3月になるとガクンと下がるのだが。この土日は3月下旬並に気温が高くなった。南西風が吹き荒れており海は結構な荒れ模様のはずである。自宅のコマセを解凍しておかなくて良かったと胸を撫で下ろす。
金曜の仕事は1830には終えてしまった。だが翌日予定のない金曜早上がりは、そのぶん不毛な夜の時間が費やされることを半ば意味する。運転はしないから飲まないのはやめだ。どうしようか?そこでカペリンを誘うことで贖罪するのだ。週末の夜をダウンタウンで楽しむこととする。
ダウンタウンメインストリートにあるコスパ優秀な居酒屋へ行く。ドアを開けるとなかはなんと満席で20分店の前で待った。並んでいる私の後に来た爺さんと息子の二人組が、この店たいしてうまくもねぇのにな、と捨て台詞を吐いて去っていった。たしかに先月まではほぼ客回転ゼロに近かったのに、この変わりようだ。じいさんからは10%オフのチケットの存在をきき、さっそく使わせてもらった。
翌日土曜日は地元ですごした。朝はカペリンとカフェへ行き、少しだが勉強を再開した。過去の蓄積か、思ったより内容を忘れておらず、15問解いて12問正解できた。その後長い商店街を歩いて蕎麦屋へ。てんせいろにビール一本いただき2800円。帰って3時間昼寝。
夕方起き出してソロで地元酒屋へ。1500円で日本酒6種とおでんをいただけた。カペリンぐーちょきぱー子と合流して肉を食し、ビールも1.5リッターほどのみ、いい気分になったのかなぜか渡辺美里を口ずさんでいた。
銭湯行こうと誘うと行かない!と云われたが、カラオケ行こうと伝えたら、即座に行くとのこと。
ぐーちょきぱー子はカラオケが好きなのである。キーを外してるけど少しずつ合ってきているような気がする。
時間は30分だけ。カラオケも半分の部屋が埋まっていて安全地帯と小室ファミリーの曲が漏れ聞こえていた。
この後は銭湯、そしてビールをコンビニで仕入れて、スペインサッカーをダゾーンで観た。レアルソシエダの久保の見事なアシストを観てウノゼロで勝利を確信してからソファーで横になり寝た。