釣り師の休日 栃木で春を散策②那須鹿の湯→南ヶ丘牧場→宇都宮みそだれやきとりかんちゃん→ザグランドスパ南大門

 ゆうべは宇都宮駅東口のホテルに泊まったがクルマは西口のはずれに停めていた。宇都宮でも至便な場所は一泊1200円も取る駐車場もある。そのため格安なところを探した結果だ。駐車料金は600円で済んだ。地域最安値のはずである。

LRT開業を控える宇都宮駅東口(23年3月)

 0900より高速で那須に向かう。那須ICを降りてひたすら坂道を登っていき那須温泉の集落へ辿り着く。そこから一段坂を降ると公共浴場の鹿の湯はある。駐車場はほぼ満車であった。

鹿の湯 男湯(鹿の湯提供)

 ここ鹿の湯は東北の湯治場のような風情がある。木の4人も入れば一杯となる小さい浴槽が8つあり(男湯)湯温がそれぞれ41度、42度、43度、44度、46度、48度と6つの浴槽にグラデーションされている。まずは41から入り、身体に熱さが染み入るのを感じつつ、徐々に上の温度へエスカレーションしていく。46度と48度が最奥地にあり奥にあるためかおっさんたちがまったりしている。

鹿の湯の48度風呂に居た仙人(イメージ)

 小生は46までは入れたが48度には浸からなかった。やはり無理である。無理というのは48度浴槽の側に佇む「仙人」の存在である。齢75ぐらいか?彼は常に湯かき棒を握り、湯を混ぜたり、水面に浮かべたりをひたすら繰り返していた。

 彼は48度浴槽だけに固執していた。ある人が湯かき棒を浮かべている理由を尋ねたところ、彼は「波がたたないようにするためだよ!」と吐き捨てるように云った。こんな人に監視されながら48度の湯に浸かろうとは思えない。気になって入れない。

 一時間後に受付付近で待ち合わせ。するとぐーちょきぱー子の不満が聞こえてきそうであったので、南が丘牧場へ向かった。そこはコロナ禍とは打って変わって家族連れでごったがえしていた。ソフトクリーム450を舐めてぶらぶらしていた。ここは大きなニジマスの釣り堀池があり、女性のみグループが釣り上げてはしゃいでいる。それを見ていたぐーちょきぱー子がニジマス釣りをせがんでくる。それを釣り上げた魚を焼くのに時間が掛かるので大変だからと必死で説得する親。そしてまだ昼前だが宇都宮へ戻る。

 カペリンと昼飲みでもするかと画策していた。やや寒いがオープンエアな場所にしましょうと、みそだれやきとりかんちゃんを訪れる。のんでくって会計7200円。

 続けてベトナム料理店。カベリンは旅に出るととたんに食べ出す悪い癖がある。鶏と麺を食した。

 その後、「ザグランドスパ南大門」にて汗を流しつつ仮眠。ローリューを体験する。サウナに香料を撒いてからスタッフ数人がデカいうちわで仰ぐというもので見ているこっちが大変だなと思った。仰ぎ手には妙齢の女性もいるがセクハラにならんだろうか?

 ちなみにその女性の方は韓国アカスリをやっている女性であった。アカスリもしながらサウナでも仰ぐという大変な仕事だ。

 カペリンから高速代にしてと1500もらい首都高ICまで高速で貫徹した。帰宅時間1時間45分。(釣り師の休日 栃木で春を散策 終わり)

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