新潟・上越市夷浜 黒井第一突堤で海に転落した海無し群馬県の釣り人45歳が生還

海無し県からわざわざ日本海へ出かけ溺れた45歳

上越で釣り中に転んだはずみで海に落ちて溺れた釣り人が生還を果たした。死亡事故とならず良かった。このたび生きて帰ってきたのは海無し県・群馬から海を求めてやってきた45歳の中年釣り師だ。

 当日は気温が高く風もなかったこと、海に慣れない群馬県民ながら荒れた日本海に落ちることを想定してライフジャケットでしっかり身を包んでいたことが大きい。地元上越の一流メディア、上越タウンジャーナルが報じている。

上越海上保安署によると2022年12月9日午後7時過ぎ、新潟県上越市夷浜の黒井第1突堤で釣りをしていた群馬県在住の男性会社員(45)が、段差につまずいてバランスを崩し、海に転落した。男性は同7時30分、消防によって救助され、軽い低体温症で市内の病院に搬送されたが、命に別状はない。同日午後6時頃から突堤の先端で釣りを始め、約1時間後に釣り場を変えようと陸に向かって移動していたところ、突堤中央付近で上越火力発電側の海に落ちた。男性は救命胴衣を身に着けていて、突堤につかまって助けを求め、近くにいた釣り人が119番通報した。当時の天候は晴れ、南西の風3m、波なし、水温15度、外気温9度だった。https://www.joetsutj.com/articles/744001680

群馬県人はどのように上越へ通うのか

 こうみると意外と時間が掛かるのである。4時間も掛けて冬の海に落ちるのは悲しすぎることである。話は変わるが県別魅力度ランキングで底辺に位置する群馬県である。当然県民は貴重な休日は他県へ出かけたくなる。同じ村には魅力が感じられないからだ。だから4時間の移動なんてへっちゃらなのだ。

海無し北関東人は海を目指す

わざわざ危険を犯しに新潟くんだりに向かう人もいるということは当然、南関東は「北関東自動車集団」による渋滞の被害を受けている。圏央道の「開通効果」をNEXCOが発表している。その資料によれば北関東の連中が神奈川県に大挙出没しあちこちで渋滞を引き起こしている内容が報告されている。南関東からすればただでさえ渋滞なのに八王子から北のナンバーが増えて複雑な気持ちになっているのだ。

 群馬とのアクセスなぞ練馬でぶった斬られている関越道だけで十分なのである。北との縦のアクセスはどうでもいいから、経済の大動脈でもある静岡方面から東京という横のアクセスをさっさと充実したさせるべきなのだ。新東名をさっさと繋げろ。

 最後にディスりまくった群馬県をフォローしておくと、群馬は素晴らしい温泉と低山の魅力がある。だがこの程度で地方好きの私でも移住したいとまでは全く思えない。これが長野だと魅力を感じるので北関東はやはりどこか中途半端なのだ。ところで人間は海を求める。しかし海は危険であるしとくに海無し県北関東人は肝に命じていただくと良いのかもしれない。

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