島根・益田大浜の磯で落水の磯釣り師が生還ー山陰中央新報
ヘリで助け出される磯釣り師(山陰中央新報)

 島根県益田市の31歳の若手磯釣師が磯場から転落したが自力で磯に這い上がり、一命を取り留めた。ライフジャケットを身につけていたことが幸運を呼んだのだ。

 ところがその釣り師は足首を脱臼しており、自力で歩くことが難しかったため、最終的には防災ヘリコプターによって救助されたという。

益田市木部町の位置

 状況としては日本海側にしては珍しく無風だったそうだが、波高は2mあったという。風がないとなると、この波は前日までの荒波が少し残っていてうねりがあったことが推測される。その波にさらわれたということは、かなり低い磯であるということが推察される。

 Google マップで写真を確認する。確かに底が見えそうなくらい浅い磯である。ワンドの北側は本当の浅瀬で、干潮時には歩いて沖磯へ渡れるのかもしれない。

益田市木部町の磯

 現場は大浜漁港の北500mほどの位置ということで、このあたりの磯であることは間違いなさそうだ。ヘリによる救出写真を見ると地磯ではなく沖磯だったようにも見えるが、渡船はあるのだろうか。自力で渡って釣りを楽しんでいたのだろうか。

 

8日午前8時ごろ、島根県益田市木部町の日本海岸の岩場で、1人で釣りをしていた市内の会社員男性(31)が波に足を取られ、海中に転落した。男性は自力で岩場に上がり、約2時間半後に島根県防災ヘリコプターに救助された。浜田海上保安部によると、左足首を脱臼骨折しているが、命に別条はないという。  同海保によると、男性は同午前7時ごろから磯釣りをしていた。ライフジャケットを着用しており、海中から岩場にはい上がり118番した。  現場は大浜漁港(益田市木部町)の北500~600メートル。事故発生当時は無風で、波の高さは2メートルだった。

山陰中央新報 1月9日付

 益田市にはかの有名な沖磯である「高島」がある。高島に渡る渡船は「島義丸(シマヨシマル)」、「恵翔丸(ケイショウマル)」、「益田丸(マスダマル)」と3業者あって、いずれも益田市鎌手の大浜港から出船している。今回の事故は高島ではなく地方の磯だ。なお益田市の高島は冬場でも朝だけ渡船を出しているそうだ。島根に行けるなら私はヒラマサを釣りたい。詳細な記事は以下。

 出港時刻や渡船料金は3業者とも同一ですが、「島義丸」は「磯釣りセンターかまて」(0856-27-0897)が予約を受けてくれ、「恵翔丸」は直接船主へ(0856-27-1014 )そして、「益田丸」は「益田フィッシングセンター」(0856-22-0448)が予約を受けてくれます。なお、4月~11月は午前便と半夜便があり、12月~3月は朝便のみとなります。 朝便の出船時刻は夜明けの早い時期で午前5:00前後、夜明けの遅い時期は午前6:00過ぎくらいとなります。 帰りの乗船時刻は正午(12:00)前後で磯に残っての通し釣りはできません。 半夜釣りは13:00くらいの出船で19:00くらいまでですが、出船の可否を含め、日によって違いますので事前に確認が必要です。渡船料金¥5,500円(2015年5月、原則5名より出船)

https://douraku.verse.jp/takashima/what.html

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