御蔵島へ、行くら~その⑤「ダイコー*槍雅が炸裂」
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普通に投げるとフルスイングでもないのにアッサリ100mは飛んでしまう
カゴスペシャルに比べるとバックラはほぼゼロ
いつも思うけど不思議で化け物みたいな竿だ
で、そんなに飛ばしてもとおくには魚が居ないことはわかっている
なんとか頑張って30mくらいの近投をめざす
アンダースローでやってみた バックラ覚悟
カゴ釣りの時はバッカンにオキアミをいれて
酸化防ぐために海水で浸す
でもかごに詰めるときは水を切らないとつかいにくい
そんな時に活躍する、プロックスの「バッカン用サシエトレー」

ほんとうにこれは便利である 厚みはそんなにないから
持ち運びのときも荷物の隙間に入るし
数投目で18号のウキがすぱっとしずむ
となりの、おじいさん「ほら、ウキが沈んだよ!」
なんで俺みてなかったんだろー両軸遠投はよそ見することが多い
ほとんどなんの抵抗も感じない、槍雅4号は余程の大型でないと曲がらない
あっさり上がってきたのは35cmの尾長

ちいせぇー
でも今日堤防で初の得物
そしてとなりのじいさんに強烈な引き
じいさんのタックル
ロッド:シマノホリデー磯XT4号
リール:不明、大型スピニング
仕掛け:中型発泡ウキ、ナイロンカゴ、ハリス4号一ヒロ。一本針
地元の皆さんはみんなカゴ釣りで
いわゆる島カゴ仕掛け。
強烈な引きにホリデー磯は絞りこまれている
ホリデーの限界かなかなか上がってこない でもここは磯ではない根はないから
バラスことはほとんどない
さお先が叩く叩く…うーんこれは
イズスミ!
でかい、60cmはゆうにある
おじいさん締める、もしやこれたべるのか?
イズスミには白いの(テンジクイサキ)と黒いの(イズスミ、ササヨ、ササギ)
があり、黒いのは食べられる
おじいさんのは黒いのであった
冬場なら最高の旨味があるのだそうたが
私には勇気がでない
その後堤防にはなんのあたりもなく、イルカの群れが沖にやってきた
そして撤収の時間
島を後にした
ところで
かえりの東海汽船の待合室はこんなかんじ

女性の比率が圧倒的にたかく、釣り客は私しかいなかった
ほかの島にもいくけれど、目だった観光資源がないところは寂れてるし
釣りびとならいるけれど、磯釣りだと高齢の人ばかりで活気が溢れているという感じはしない…
伊豆7島で唯一明るい話題があるのはここ御蔵島だけであろう
宿の人がいっていた
このしまはイルカ観光で食ってるんと だから
釣り客はお断りしてると
イルカ乗り合い船は二時間で7000円、午前と午後の二度出船する
ただ乗せて帰ってくるだけ、釣りの渡船なんかよりはるかに効率的である
磯につける操船技術も要らないし船も汚れない
そこにイルカがいるからイルカ観光やってます
御蔵島は素直な島だった
(御蔵島へ、行くら~ 完)

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