西伊豆 田子沖堤防釣行3 両軸遠投かご釣り

 2022年の秋深まる季節である。気温18度程度とまだ寒さは感じられず気持ちの良い短い秋を過ごしている。土日の休みを使って片道170キロ走って伊豆の田子の沖堤防にきている。コロナが実質終了した。ニュースで新規感染者数の情報は観ていない。人手は増えた。とはいえ東京神奈川から近い西伊豆はどうか?西伊豆までわざわざ沖堤防なんて乗る人はいないだろう?どうせ釣りするなら磯に行きたいだろう?みたいに思っていたが現実は違った。

 岩壁で釣りをしてそうなライトな釣り人がわらわらといらっしゃる。家族連れもいてびっくりした。そこらの港のファミリーフィッシングと様相は同じである。田子は岩壁の釣りが全面禁止された。禁止の経緯はこうだ。船にタックルを持って行かれた不幸な人がいたのだが本人的に納得がいかず今度は漁業側を訴えると申し出た。金額的に両者折り合いはついたが問題はその後の影響である。漁協がこれをもって港内を釣り禁止にした。アホな迷惑釣り人である。

その影響もあってか、わざわざ沖堤防まで金払って来ているのだと思った。総勢50人くらいはいるんじゃないか?ヨコハマの海釣り公園レベルの人口密度である。場所に空きがない。根本付近の隙間に入れてもらおうと隣のおじさんにきくと、ここは浅いから根がかるよとのこと。

「入場制限してほしい」ともぼやいていた。沖上がりは四時半とこのこと。この時間まで堤防で釣りできるだろうか??磯へ行けば良かったと少し後悔した。

 当方は堤防ではカゴをやるつもりである。風の影響でうねりありそうだから、という前夜の船長の御説明だったからである。だが実際には風もなく沖はうねりもなさそうだ。

 0730に沖堤防へ渡していただいた。人混みに気をつけながらとりあえず先端まで歩いてみる。船着から先端まで5分も掛からない短い堤防である。歩いてみてわかったが形状はトーフ状で、ところどころ切れ目があり段差がある。豆腐を横に並べて一条の堤防を形成している。一丁一丁の切れ目は段差つきだ。これでは大荷物でカートの人は苦しいだろう。荷物は持ってあるかねばならない。

 みたところ釣りものはかご釣りが大半だ。一部を除いてみな沖向きに陣取っている。田子の特徴としてドン深の場所もあれば浅場もあるようだ。岸向きにやろうかと思いながら堤防を先端まであるくと、先端の真ん中だけが一人分のスペースがある。

 先端向かって右に1人のシマノで固めた紳士と沖向きの左にシティスタイルにPROXゲームジャケットのカップルが入られている。いずれも釣り方はかご釣りである。であれば共存は可能かもしれない。紳士に入っていいかと尋ねるといいですよとお答えいただき安心する。

 

シマノのタフアンドウォッシュロッドケースにはなんだかいろいろ入っている。この手のハードケースにしては収納量が豊富なのである。個人的に両軸遠投かご釣りロッド史上最高峰のダイコーの槍雅が585タイプの仕舞が145くらいなのだがそれも入る使い勝手の良いケースである。今回はフカセもできる装備だ。写真にあるトーナメントは2号である。離島でもない場所で2号?これは中古で買ったから状態確認含めて試してみたかっただけである。とはいいながら翌日大活躍するのだが。スピニングの替えスプールは2号、3号、4号の3つだ。尾長スプールに巻いた4号なんているか?と思われるがこれも翌日必要不可欠なツールになるとはこの時点では気がつかない。

 粉をクルマに置いてきた汗こともあるのでここではかごにする。

 

0830実釣開始。私はかご釣りのときはコマセとエサは生オキアミのみを使用する。使用タックルは以下。ロッド‥ダイコー 槍雅4 585 リール‥アブ6500CSロケットガンナー ラインレグロンワールドプレミアム6号 かご12〜15号 ハリス4号 ハリグレバリ7〜9号。浮どめはゴムタイプのもの。

 ラインのレグロンが無印よりもワールドプレミアムが非常に良い。バックラッシュしずらく、しても元に戻せる復元率が高い。使い出してから数釣行だけどいまのとこ復元率は100%なのである。

 タナは竿2本に設定。沖の地磯までの間が200m弱あるだろうが大体70mくらいまで投げる。0845ウキがズボッと沈む。上がってきたのは35くらいの

 ヒラかマルかわからないがソウダ。私が食べたらダメな奴である。おそらくすぐにヒスタミン中毒になる。わたしにはこのサイズがポッぽと釣れる。すると右側のシマノの紳士が欲しいというので差し上げる。シマノ氏はイサキをこの時点で2枚上げておられた。お住まいは西湘ということで、西湘から田子まではクルマで70キロくらい、有料道路もなく峠2つ超えでちょうどいいドライブ距離である。紳士は月一で田子に通っているという。その後もシマノさんはイサキを数多く釣られていた。タナは3本とのことで、ここにすればイサキくるとよ教えていただいた。

 で、教えられたタナ3本で攻めてみる。しかしイサキは一向にかからない。針のサイズを小さくしてみる。向かって左のがまかつグレ9号から向かって右のオーナーばりの速攻グレ7号にサイズダウンする。そしてハリスも4号から3号に落としてみる。

 なかなかあたりがこない。すると1153 ずこんとウキが沈むので合わせてみる。結構引く。するとなんとなんとカワハギだった。25センチくらい。タモはシマノさんにやっていただいた。ありがとうございます。まわりの人が寄ってきてでかいねーと言われる。小生長年かご釣りしてるが、かご釣りでカワハギは初めての釣果である。

 1349 フエフキの25くらいのサイズ。ハマフエフキかな?田子には多いようだ。イサキのおじさんの隣で棚も同じなのに釣れる魚種はバラバラなのは、少し気になる。イサキおじさんは集魚材を混ぜてるのでおそらくその違いかと思われた。

 バックラ直してたら手前でなんか魚かかってた。ケーソンのキワで仕掛けを止めていた状態でバックラを解いていたら1511アカハタ。続けて同じ場所でアカハタ追加。大体こんな感じでこの日は終わった。左のご夫妻は横浜の車検場の街から日帰りで来られているという。足柄サービスエリアはいい休憩場なのだようだ。イサキとソウダを数釣っておられた。

 港へ戻りお会計を済ます。万集丸藤井船長はなかなか愛想の良いきさくな方で港で乗船者グループと和気藹々としている。渡船屋とはなんなのだろう。ガチな磯師ばかり相手にしてるから新しいユーザーが入ってこれず渡船屋は廃業しているんじゃないか。ガチとは妙な気合いとなんとか会みたいな半グレ集団構成員のような釣りへの入り方である。高齢化で後継がいない、磯釣りはオワコンだ、理由は様々あるだろう。だがそれらすべて他責に過ぎる。サービスやマーケティングの発想が足らないのではないだろうか。

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