西伊豆 田子沖堤防4  沖堤防清掃活動 松崎で豪華宿泊

 西伊豆の田子にきている。今日の釣りは沖堤防のかご釣りだったが、明日は磯でフカセ釣りである。ところで沖堤防でわたしの隣の釣り座のイサキ氏は、かご釣りでバッカンからこぼした釣り餌を適宜綺麗にバッカンブラシで擦ってバケツの海水で海へながしておられる。普通は掃除は終わってからやるから、しかも適当であり、こんな丁寧な釣り人がいるものだなと密かに感動していた。

 ところで港へ帰りの4時半の時間帯である。田子のシンボル田子島の向こうに真っ赤な夕陽が今にも沈もうとしている。美しい光景にスマホで写真を撮ってみるとちょっと残念な出来事が。

 堤防とセットで写真を撮ろうとすると地べたが構図に入ってくる。沖向きでガチャガチャ賑やかにされていた複数ファミリーのご団体の撒き餌の後始末が悪かった。イサキ氏はその光景をみて、汚ねぇよなぁと不満をもらす。

 そんな一言で出船までバケツで水でも掛けるかと私はバシャバシャとやりだした。それをみたイサキ氏も応じていただく。バケツにブラシまでやられていた。

 会社では週一交代制で朝に清掃活動に勤しんでいる。そんな子供じみたことを恥ずかしげもなくやらせる組織はどうかと思うが、人間の根源レベルに響く何かがあるのだろう。おそらくこの意識が自然とこういう行為に現れたのだと思う。この複数ファミリー集団、仮に通常の岩壁でこの後始末だと釣り禁止にされてもおかしくないレベルであった。遠くから観ていたのなら何かに気がついてもらえたら幸いです。

 田子から南へ。松崎の宿へ向かう。宿は国道沿いながらカーブの先にあり一見にはわかりにくい場所にあった。なんでも揃うスーパー?なる店舗の先のガソリンスタンドの隣にある。

 るるぶで設定されていた宿泊代金は全国割適用時のものだった。予約してすぐ気がつき宿へ電話連絡していた。今回はPCRが間に合わないので当然全国割は不適用となったが、代わりに松崎町の割引3000円を適用いただき宿泊できた。気を遣わせてしまいすみません。ありがとうございます。

特別の許可をいただき撮影

 翌朝は朝四時半にでると伝えていたので、朝飯はキャンセル。そんな見知らぬ1人客について、宿ではてっきり自転車の人だと想像していたよう。正解は釣りでした。お風呂は源泉掛け流しの西伊豆らしい泉質の風呂でした。

 宿のごちそう。素泊まり料金が割引により安くなったので、相対比較で食事代は高めに感じたが、ビールと地酒2種類を堪能したためだ。直前の予約にも関わらずお世話になりました。翌朝は3時半に目覚めた。

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