九州地方は梅雨明けとなり夏が到来しましたね。こちら関東ではまだ雨が降ってますが、まぁじきにあけるんでしょうね。
ところで夏場は磯釣りはどうするべ?やるとしたら海には大量のエサ取りがいて、岸辺にはヌカカや蚊など吸血生物がいるわけですね。そんなんが嫌だから夏場はやらない。それ正解。
でも夏でも磯だという365日磯って人もいまして、そんな人に密かに人気なのがスルスルスルルー釣りです。沖縄発祥の磯釣りで専用ロッドも発売されてます。
初代慶良間スペシャル(昨年夏に二代目がでちゃった〜泣)これは名前からして完全に沖縄の竿って感じですね。竿の特徴としては全体的に硬めでふった感じはピンシャン。そんなんで磯からマグロが掛かってもあわよくば取れる、少なくとも格闘できるっていう竿ですよ!5号竿では最強のはず(沖縄スペシャルとか我夢者で5号以上のは除いて)
商品の説明はこんな
思いも寄らないモンスターが潜む慶良間諸島で、それを仕留めるために開発されたモデルです。現存するフカセ竿で最強レベルの腰の強さをモンスターとの闘いで実感していただけるでしょう。モンスターを強靱な腰で溜め、一気にゴリ巻き。まさに剛で制する闘竿の登場です。
5号のスペック詳細です
- 号数:5号標凖全長:5.0m標凖自重:340g仕舞寸法:113cm
- 使用素材:カーボンファイバー99.1%、グラスファイバー0.9%
- モーメント:42.5
- 継数:5本
- 先径:1.5mm
- 元径:26.6mm
- 錘負荷:10~18号
- 適正ハリス:8~20号
- チタンフレームSICガイド仕様
- スクリュー型リールシートを採用
- ラインのベタ付を防ぐノンスティック
- 竿のセッティングが素早くできるガイド合わせマーク付(♯1~元竿)
- ラバー製で傷つきにくい尻栓を装備
- ※全機種チューブラ穂先仕様
完全に極悪モンスターロッドってことですね!
他のメーカー、例えばオレガ剛徹ってのがスルルー釣りにはつかえますね。2015年のことですが沖縄在住の与那嶺功氏に慶良間まで同行いただいたことがあり、彼はオレガの前の剛徹4号使ってました。
リールはジギングリールが最適。ダイワだと4500とか5000番。これにナイロン10号くらい巻いてとにかく流す釣り。この釣りは本流がないと青物とフエ鯛については成立しなくて、運悪く潮が動いていない、あるいはあて潮だと足元の根魚狙いになります。
狙いは回遊魚、フエダイ、アラ(ミーバイ)、カサゴ、カイワリ、ブダイ、そんなところですかね。キビナゴ捕食する魚は全てが対象ですよね。東日本だとヒラスズキも伊豆辺りでは釣れてます。
使用するリールは本当はジギングリールだとあまりナイロンはまけないんで、PE5号ぐらいのを使って、リーダーを20mくらい40〜60ポンドくらいのを使用するといいかもしれません。どうしてもナイロン使うならトーナメント磯遠投とか。でもこのリールデカくて慶良間に合うかな。ガイドがフカセタイプなんで、結構スリムに見えなくもないんですよね。私はソルティガまでは手が届かず昔はソルティガZ4500とか使ってましたが、いまやるならこの5000番のキャタリナ。ノーマルですが準ハイギアのギア比です。
グリップエンド。ノーマルとこの写真のタイプの二つがあって私はこのタイプしか持ってません。これを腹に当てて大物の引きに耐えるようにします。私は青ヶ島で80センチのヒラマサを上げてますが、この竿にソルティガZ4500にナイロン10号とかでした。ハリスは16〜26号。針はタマンスペシャル19号。
ごっついリールシート。最近は見なくなったなあ。遠投モデルで使われるタイプっすね。これが上物竿ですからね。たしかにマグロ取れそうだよなぁ
ガイドは昔からの段差ガイドですね。斜めのガイドじゃないんで安いナイロンラインだと絡みます。まあ絡んでも穂先を下に回せば取れるんですがね。グリップにはテープ巻いてます。