時間は10時少し過ぎました。宝洋丸船長がマイクでどうですか〜??と声をかけにきてくれます。ここの船長さんは本当に感じがいい方ですよね。こんな丁寧な船長はここにしかいないんじゃないか??普通はこんな感じ↓
こんな感じのイカツイマイクパフォーマンスが一般的、あるいは多いような(関東だと特に千×の方)気がしますが、ここ伊浜の宝洋丸はこんな感じ
声色に笑顔があります。こうアプローチされると私も丁寧な物腰になります。
ところで釣りの方です。あたりは頻繁にあるのですが、10時過ぎて11時までの間が満潮で潮が止まり、そして11時過ぎてからは、それまでと同じ?当て潮で底物釣りにはいいのだが、餌投入後、チョンチョン触って終わりというのが繰り返されています。竿も「ジオターナー」と「レギスⅡくわせ」の二本出しでしたが、どちらの竿も餌が瞬殺で2本もやっていると疲れるので一本だけに絞ります。ジオターナーは確かに遠投がしやすいのですが、遠投しておかないと竿の固さから食い込まない感じがどうもしまして。オールラウンドなレギス一本に絞ります。
本命っぽいあたりは潮変わってからも2回あった。しかしあわせが遅いのか、あるいは針が太いのか。小さくても14号で、多分10号とか小さければ食うのかな、って気がしました。で結局釣れなくなると、本能的に何か違うことをやりたくなって、例えば「(一人)遠投大会」になるんですよね。
おっ、シーライン石鯛のカウンターが75m。レギス2くわせでもこれだけ飛びます。ただし飛ばしたところで、餌取りが好活性すぎるのは変わらず。穂先がチョンチョン、チョンチョンちょんちょんちょん!! となってからの、穂先ちょっと曲がったまんま維持(終了)というパターンが続くため、どうしても飽きて眠くなってきます。
この日の他の磯を含めた結果はこんな感じ。
■本日の釣果■水温 22,6 度 澄み 凪 次第に速い上り潮
ブダイ 35~46cm 10匹 赤島 1人
宇留井・立島・ササラ・ハラモ・丸島でイシダイ不発でした。
宝洋丸HP
釣れたところは紹介しないのかな?なんてことはないだろうが。35センチくらいの本石1枚、石垣3枚くらい釣られた方がいて、そこはハラモだったような気がしたが??当方の覚え間違いか。あるいはサイズが小さいからノーカウントだったのだろうか。
伊豆半島の石鯛釣りは難しい。次は村越正海風の、ライト石鯛?にしてハナから石垣狙いでいこうかな。
閑話休題。
底物がダメなときは上物でしょう。ちょうどグレ競技スペシャルⅣが出てそっちの物欲が高まってしまっているのですが、ある方法でそれを鎮めることにします。
持ってきた上物竿はグレ競技ⅢとマスターモデルⅡなんですが、ここであえてマスターを使用しないでグレ競技Ⅲを使います。この竿かなりいいんだよねーということで、それを再認識することでw買い替えをさせない作戦です。
タックル | 詳細 |
竿 | がま磯グレ競技スペシャルⅢ1.5号 5.3m |
リール | トーナメント磯競技 ライン1.65号 |
浮き | 釣研 R -G 浮力B ウキ止めあり |
棚 | 竿1本→3ヒロ→2ヒロ→1.5ヒロ |
ガンダマ | 落とし鉛G1 ハリス中間にG2 |
針 | グレバリ6〜7号 → 拳グレ 8号 |
餌 | コマセ=オキアミ4.5キロ、グレベスト1袋 付餌はコマセから流用 |
上物タックルを準備してすぐ釣り開始。雨がすこし降ってきましたが、気にはなりません。ですが、道糸がロッドに張り付きます。グレ競技Ⅲは張り付き防止加工がほぼないので、雨には弱いんだよねー。でもワックスを表面に塗ればラインはすぐ滑るようになるので、塗れば問題はないです。
そしたらこんな感じのがすぐにきました。
足裏サイズ。タナをチェックします。針が上顎に掛かっているので、浮き下の設定が深くなっている。そのため、当初3ヒロ⇨2ヒロまで上げてましたが、シマアジが1枚出たので、さらに浅くして1.5ヒロ程度にします。ところでメジナのこの程度のサイズだと、初めは引くんだけど、主導権がこちらにうつるとすぐに諦めて浮いてくるんですよね グレ競技スペシャルⅢがほとんど曲がることなくあっさりと上がってきます
シマアジは群れが入っていたよう。大きくはないですが、35センチ〜25センチくらいのサイズが数時間釣れ続きます。このグレ競技スペシャルⅢは1.5号で結構な剛竿なんですが、シマアジはメジナに比べると小さくてもかなり引くので、1.5号でも先調子のため2、3番あたりを支点に半円に曲がります。ところでⅢはしっかりタメが効くんですよね。
みたいなことを平気で言ってくる人もいるんで、まあこれはⅢとの比較で言っている訳ではないのだろうけど、個人的にはⅢはしっかり浮かせてくるロッドなんで、Ⅳの物欲に苛まれているなら、Ⅲをしっかり使ってあげて、掛けてみて、ああⅢはしっかりタメが効くよなあー なんていう感慨に耽りたいんですねw
(グレ競技スペシャルⅢ)基本調子は全体的に張りのあるシャンとした調子に設定。胴調子のロッドのようにいったん曲がって受け止めるのではなく、常に先手を取ってこちらから魚を操り、早い勝負のできる調子に仕上げました。このような調子のロッドは胴調子のロッドよりも少しロッドを立ててやりとりをするのが一般的です。しかしながら、ロッドを立てれば立てるほどグレがあらゆる方向に走りやすくなり、ロッドがブレてしまいます。この矛盾を解決するために、ロッドを立てたときに最も負荷の掛かる#2、#3にPCS(パワークロスシステム)を採用。これによりブランクスのネジレ剛性を強化。グレが左右に走った際のロッドのブレを極限まで抑えることにより、ラインテンションを一定に保ちやすくなり、ライン強度を最大限まで活かすことが可能になりました。#4~元竿に関してはロッドの断面が楕円になりにくいように円周方向に超高強度カーボンを採用。これにより、曲がった後の復元力が強化され、浮かせやすくのされにくい調子を実現。反応速度が非常に速く、抜群の操作性を誇ります。糸さばきが非常にラクで、魚とのやりとりにおいても素早い対応が可能です。特に手返しを要求される競技会や根がきつく浅い場所、流れの速い本流などでの釣りにおいて抜群の性能を発揮します。穂先はソリッド部分にスーパートップIIを搭載することでさらに強度を増し、トラブルを減らしてくれます。リールシートには軽量かつ高強度の「タフライト」を採用。手で握ったときに局所的にあたる部分が少なく、手に負担の少ない形状でストレスなくご使用いただけます。喰い渋る大物をテクニカルに狙い、やりとりにおいても常にアドバンテージの取れる「攻めのロッド」です。
がまかつHP
ロッドの特性的にはⅣと同じはずです。だからⅢで満足なら使い続ければいいんじゃないですかね。しかし、Ⅲは地味だなー ド派手でキンキラキンな模様のⅣに見慣れてしまうとですね でもⅢみたいな地味な雰囲気が逆に質感の高さを示しているようで、個人的には好感がモテるんですがね。
1.5号 口太~尾長グレまで幅広く対応
繊細さとパワーを併せ持ち、細仕掛を使用したシビアな釣りから、太仕掛での強引なやりとりまで幅広く対応可能です。特に、口太グレの中に良型尾長グレが混じるようなポイントに最適です。
がまかつHP
まあ1.5号は小さいメジナには完全にオーバースペック
メジナはこの日最大の29センチ。35が出たらキープしようと思いましたが、メジナは大きいのは出ませんでしたので全てリリースです。フグとか餌取りは少なかったのかもしれないし、こませの打ち分けでうまく回避することができました。コマセが切れる頃にフグがでてきて、それまでにシマアジは12枚釣れました。今回の伊豆釣行はこれで終わりです。今回は1泊2日しました。片道180キロも走るんですから、日帰りではもったいないですよね。