お盆時期と釣り
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 世の中は一般的に、お盆の時期に入りました。学校はもとより、会社は大抵お休みでしょう。里帰りされる方も多いとは思いますが、都市部から地方への移動はあまり推奨されていない世の中なので、皆さんどこでどう過ごしていらっしゃるのか。里帰りと合わせて、釣りに出かけている人も少なくないとは思います。しかしこの時期に釣りをしてはいけない、などという言い伝えもありますし、コロナと合わせて気になるところではあります。

お盆の時期はいつからいつまでなのでしょうか。

 お盆期間には、旧盆と新盆の二つの考え方があります。まず旧盆ですと8月15日が基準となっています。そして新盆は7月15日が基準となっており、1ヶ月のズレが生じています。これは江戸時代から明治時代に入ってから、暦が太陰暦から太陽暦に改暦されたため、この様な取り扱いとなっています。全国的に見て、一般的には旧盆が運用されているので、ここでは8月15日基準ということでいきます。旧盆で行くと、今年のお盆期間は、8月13日から16日ということになります。盆入りが13日、中日が14日、盆明けが16日ということになります。大体世間の感覚と同じってことになりますかね。

釣りをしてもいいのでしょうか。

 ではその期間に釣りをしてもいいのかどうか。あまり気にしない人はすればいいとは思いますが。昔からの仏教の慣しだからです。でも故人のお葬式って大抵仏式で執り行われてはないですかね?お盆の期間は仏教で「不殺生戒」の期間に適合します。これは「生き物を殺してはいけないよ_」という宗教上の教えのことです。

 不殺生戒は、魚はもちろんのこと、魚以外の動物、虫、さらには植物に至るまで、殺生や伐採は禁止。かなり厳しいですよね。この教えを順守するなら、食べ物にも気を使わないといけないかもしれません。それこそ断食、ラマダーンですよ! 

 そしてお盆はいちばん大事なことで、ご先祖様が帰ってこられる時期であります。ご先祖様はすでに亡くなっていますから、あの世界から「歩いて」現世に帰ってくるわけにはいきません。そこでご先祖は現世までの道のりをどうされるのか。それはモビリティを利用するということになります。具体的いいますと、動物や魚に跨られて帰ってこられるというわけです。そのため生き物を殺してしまうとご先祖様が乗るモビリティがないため、現世へ帰ってこられない。そのため殺生はよろしくないということです。

水辺に集まる霊について

 水辺には霊が集まってきやすい といいますが、これはその通り。魚に乗られて帰ってこられるご先祖様がいらっしゃるので、海、川、湖、沼、池のほとりには目に見えない皆様が集ってらっしゃることでしょう。ご先祖をお迎えに行くという心構えで水辺で糸を垂れるというのでしたら、私はそこまで失礼に当たらないとは思います。もちろん釣れた魚はリリースしてあげてください顔

おすすめの記事