磯釣り師と銭湯‥富浦筏がコロナで南房ファミリーフィッシングに変更

 世の中的にあまり良いことは続かないものなのかもしれない。あるいは直前で伊豆の磯渡しの渡船をキャンセルした罰だろうか。ずっと気にしていた電話が掛かってきた。前夜の10時という時間帯である。

 その夜は富浦へ筏釣りへ行くための準備をしていた。ロッドはどうしようか。がまのイカダ竿「がまちぬ かせいかだスペシャルII」の150と、「がまちぬイカダ競技II中硬調」の2本をチョイス。そしてリールは2台、プロマリンのアルティスト黒鯛である。これをがまのいつもの筏ロッドケースGC238へ入れる。GC238は見た目こそ好みだが内部をどう仕切ればいいのか使い手の想像力が試されるロッドケースである(写真)タモも2年前新品購入のがまちぬいかだたもの柄STということでこのタモもコロナ禍を経てやっとデビューかと思っていたものの

 前夜のなんと22時に電話がかかってきた。カペリンがびりびりとしつこく鳴るわたしのガラケーを持ってきた。直感でやはり風が強いから船は出せないのだなとと思いながら電話に出ると意外な答えが返ってきた。風の影響ではないが、「船長がコロナ陽性反応だとかで周りの人間も濃厚接触者であるとか」なんとか、かんとかの理由で欠航としたいのだという。

ぐーちょきぱー子はまだ起きていた。彼女から明日どうするのかと聞かれた。わたしは富浦がダメということも考えていたしその場合はどこかで釣りをしようと思っていた。堤防か地磯か。いずれにしても千葉だ。そしたらぐーちょきぱー子も一緒に釣りへ行きたいと言う。じゃあ連れて行きましょうか?と伝えると相当嬉しかったのかかなり喜ばれた。明日早いからとすぐ寝にいった。

 だが連れてくとは言ったはいいものの果たしてどこがいいだろうか? いまのところぐーちょきぱー子との釣行でパーフェクトボウズは逃れているが…トイレの問題もあるし

 考え事をしたくなると小生はまちなかの銭湯へ出かける。2215に訪れた。2300で閉店するのだが、閉店間際なのにかなり混んでいる。その理由は20歳そこそこの若い奴らが集団で来ているからだった。彼らの話を仄聞するに建設業の連中のようだった。今の仕事は給料がいいんだそうだ。それは良かったなぁ。18万円もらえて今月は20万に達するらしく嬉しそうにしていた。とはいえ楽では無い。明日の日曜日は休みのようだが休み明けの月曜はキツイ現場があるらしい。

 この銭湯には小さいながら露天風呂があることが売りだ。ぬるめの湯温が身体に優しい。銭湯の破風と隣のアパートの屋根の隙間からくっきりと満月が見えた。月の色の濃い部分はきっとウサギなんだろう。今月最後、今年のラストの満月の夜である。彼らの給料が彼らの想定通りに支払われて事故の無い歳末となりますように。

 帰宅し2400からW杯モロッコ対ポルトガルが始まった。W杯は毎回ほぼ全試合テレビ観戦するのだが今回はコロナ感染でテレビを観るだけで辛く日本戦以外はほぼ観ていなかった。今夜は明日の渡船が消えたので時間の縛りから解放された。

 サッカー観戦はもっぱらAbemaである。高橋ひかるが出演しているがサッカーと一体全体どういう絡みだろうか?スーパーで購入した4割引のマグロとほうぼうの刺身に漬物、ビール500と赤霧島のお湯割りをやった。試合中だ。モロッコのいいペースで進んでいる。クロアチアも見ていて思ったが攻撃は水物である。やはり強固な守備が勝負の趨勢を決めるのだ。

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